第12話

ん?今誰かに、背後から見られていた…感じがしたんだがな??…………?

さて、素振を続けよう!!


フッ…ハッ……シッ……

それから夢中で…素振を続け気がつけば…日が沈んでいた。


(いつの間にか…真っ暗になっていた…仕方ない…今日は…この辺で野宿でもするしかないか…そうとなると…まずは…)


「グルグルグルグルグルッ……」

草むらから…ウルフ…が飛び出してきた。

しかも…群れか…不味いな…ここは…一旦引くしかないようだ…「ガァァァァァ」


回り込まれたか……くっ!…殺らなければ…殺られる!


腰にマウントしていた…剣を鞘から抜きさると…奴に向け水平に構えた。


行くぞ…ウルフ…

ウルフと…俺は…同時に走り……奴は…俺目掛け…飛びかかってきた…だがコレを避けると逆に…斬り掛かった…


だが奴もバカではない……斬撃を避け……今度は…奴のその…鋭い爪で俺を…切り裂こうと襲いかかってきたが、またもやこれを…避け(いや今のは、危なかった…俺よく避けれたな?)


「このまま…戦いが長引けば…危険だ…よし!……おいウルフ…決着をつける…」


奴は、俺の言っている言葉がわかったようだ

頭いいんだな


「行くぞ…」

「ガゥゥゥ」


お互いに走り出し…すれ違った…。

「はぁはぁはぁあ……ど、どうなった?」

ふと背後からバタンと…倒れる音が聞こえ振り向くと……奴が血溜まりの中で…横たわって倒れていた………俺は…


ボスがヤられると他のやつらは…一目散に逃げていった。



『#&%*#¿¢£€』              背後で…不気味な…音がし……振り向くことにした。……だが…振り向いてはいけなかった……。

。俺は…とっさに逃げ出した!


全速で走って逃げていたが、さっきの奴が、後ろから…追いかけて来ていた。


(追い付かれる!?……くっ…)

追い付かれてしまった!













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