第10話

俺は…今…ギルドの依頼をこなしながら……森の…探索をしていた。

(ふふふ〜ん…なにかないかなぁ?……?おっとあれは!……なんかヤバそうな雰囲気を醸し出しているな…どうにか見つからずに…通り抜けたいんだが………はぁまあそりゃあ無理だよな!!?



「「ガルルルルルッ………!…」」

ヤバ見つかったかもしれない!?………逃げられませんよね……そうですよね…だってもう背後に回ってんだもん


もんってなんだ…もんって…自分で言っていて気づいたが……………可愛くねぇ…まああたりまえか!!……そんなことよりもまずは…目の前の敵を…倒すことが先だな


「「「「………………」」」」

なんか、増えたんですが?………増えてもやることは変わらない!……………行く

そう小さく呟き…軽く地面を蹴り…あっという間に木の頂上まで…ジャンプをし…モンスター目掛け…木の上から…飛び降り……蹴りを放ち…その反動を利用し…複数いたウルフ共…目掛け…今度は回し蹴りを…お見舞いした。

『はぁァァァァ………』

途中逃げるやつも…ちらほらいたが……

『セィィィィ!!……』

奴らに拳を……お見舞いし

奴らを次々に軽々倒し………ウルフ共をしまうと?……報告しに…街に帰ることにしたのだった…………………………見たか俺の格闘を…!



「グァァァァァァァァァ!」

なんかヤバそうなやつが…来ちゃったよ!

よし今度こそ…そろり…そろり…「?ガァァァァ」バレた!……くそこんなとこで…やられてたまるか!……仕方ない使うかぁ「トカゲ野郎!……これでも喰らいやがれ『サンドストーム』「グァァァァァ」


さてと…どうなったかな?

そんな事を考えていると……視界がだんだんと…見えるようになり……最初に見たものは

…森が…何もかも…崩壊ししていた。


「……………」

(………やりすぎたァァ……さすがにまずいよな?………よし…俺は何もやってはないし……何も見てはいない!………良し!)


彼は……知らなかったのだ……木の後ろから…彼を見ている……人影があったことに…まったく気づかずに……街へと戻っていった。…………その後のあんな事が…起こるなどつい知らずに……



とりあえず…ギルドに報告は後回しにして…宿屋で休むことに…決めた…(かなり無理やりだけどな)


カランカラン…

「……あ〜!やっと帰ってきた!?いったい何処ほっつき歩いていたのよ?……まぁいいわ帰ってきたんだし……説教はおしまいにしましょう……それで、どうするの?」

「とりあえず…一泊頼む!」


「……はいこれ鍵ね………よく見たら貴方疲れ切った顔をしているわよ……もう…はやく休みなさい!…いいわね…はいはやく行く」


「…………あんがとよ」


部屋中へ入ると……ベッドに倒れ込み…まるで泥のように眠りについた!



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