愛しの幼馴染で付き合っていた!彼女が、俺の兄貴にいつの間に寝取られていた。。

秋里 夏

第1話

親に言われていた……仕事てつだいを終え、家に帰ると何やら見慣れた上着が掛けてあった。きっと気のせいだろう。と思い…階段を登り自身の部屋に戻ろうとした。が何やら隣の扉が少し開いており。中から女の喘ぎ声が聞こえていた。俺は居ても立っても居れず、その扉に音を立てずに近づき…中を覗くと…そこには…兄貴と幼馴染が絡み合っていた。その光景を見た俺は家を飛び出した。


「ほら、どうだ!…ここが弱いんだろ」

「あん!あうん!いい!とっても気持ちいぃ〜やんッ!…!?ちょっと止めてぇ…イキそうだから。もう♥ダメだって!」

「そら…さっさとイケ!オライケ!」

「ダメだよ…ほんとにイッチャうから…ああダメ、イクイクイックゥゥ!……はぁはぁはぁはぁ…もう!」


「ははは、すまん…お前が…可愛くてつい意地悪をしてしまった。」

「もう…バカ…」

「…ん?今何か物音がしなかったか」

「ううん、私は何も…聞こえなかったけど!気のせいじゃない?」

「……そうかも知れねえな…いやお前が…言うんだそうに違いねぇな。…さて一休みするかぁぁ」

「寝かせないわよ…私まだまだ物足りないもの!……行くわよ。」

「ちょい!…はぁ分かったよ…さっきの言葉はそっくり帰すぜ!」

「ああ〜ん素敵ぃぃ!」



家を飛び出した俺は、宛もなく彷徨っていた…。突然何かとぶつかった。


「馬鹿野郎!あぶねぇじゃねぇか!!気おつけろってんだ!……まったく…」

その男は俺に怒ると…後ろの客車へと向かっていった。

「すみません…あの坊主がいきなり飛び出して来たもので!お怪我はないですか。もし怪我とかしていたら。気が気じゃないですよ!」

「ええ…大丈夫よ!心配ないわ……それよりも、少しあの少年と話しを…させてちょうだい!おねがいだからねっ!」

「はぁ分かりました。」


「はぁ姫様も、物好きだねぇ…そう思わねえか!」

「あぁまったくだ…」


「そこの…少年ちょっとこっちに来なさい!いいから来る!はいはい急ぐ!」


急ぎ馬車の側に向かった。

「はい…遅い!ですが及第点としておきます。いいですね!くれぐれも失礼の無いようにお願いしますよ!それではどうぞ!」


馬車の中へと乗込み…俺が見たのは、それはもう…お人形さんかと思う程に美しく…しかも肌はとても白く…こちらを見つめるその瞳は…海の色と一緒で見ていると引き込まれそうになるほどだ!…それに紫髪を肩まで伸ばしている。それも彼女の魅力と…言えるだろう。はっ!いけない。まただ美しい人を見ると…子動が!



「あの〜!」

「は、はい!…すみません」

「くすくす、いいのです。気にしていませんから…うふふ」


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