義妹がイチャイチャ過ぎるので好感度を下げようと思うんですけど上手くいきません。誰か助けて下さい...
アキノリ@pokkey11.1
第一章 シンクロ率400%
悪化していく...。
第1話 ブラコン率、100%
俺は4月11日をもって好感度を下げる。
アイツの...ブラコンを制限する。
そう思いながら俺は意を決した。
そして俺は屋上にアイツを呼び出す。
それは...俺、作田夢色(さくたにじいろ)の義妹。
作田虹(さくたにじ)を。
俺は茶色の髪の毛をしている。
虹は黒髪。
そして顔立ちも俺はイマイチなのに関わらず。
虹は究極の指折りの美少女。
黒髪の美人かつ美少女。
差がありまくりの俺だったが...ヤバいと感じていた。
ブラコンの率が、だ。
「で?夢色。何の用事かなぁ?」
妹にも関わらず俺を名前で呼ぶ。
その理由は単純。
俺を恋人と思っているから。
だから名前で呼んでいる。
俺はそんな虹に息を吸い込んで風を吸い込む様にして吐く。
「虹。...俺はお前と境...」
「やぁだ♡」
「...まだ俺は全てを言ってない」
「そんなこったろうと思ったよ。お兄ちゃん♡でも絶対に夢色は誰にも渡さなぁい」
「...」
「我が妹よ。もういい加減に独り立ちしてくれ。そもそも女子が血の繋がって無い兄に「連れしょんしよ」なんて普通は言わないんだよ!!!!!」と俺は数秒考えてから告げる。
すると虹は真顔になってからニヤッとした。
「そんな事をして良いと思ってる?」という感じで、だ。
な、何だ。
「まあ確かに境界線は作る必要は有るかもね。私は恥ずかしくなってきたし。だけどおっぱいも身も心も貴方の為に有ります。だから多少恥ずかしくても堪えられる」
「...あのな...」
「私の身体はあくまで夢色の為にあるし」
「...」
俺は(まあ想定内だ)と思いながらそのまま妹を見る。
そして「なあ」と声を掛ける。
すると妹は「ん?」という反応を示した。
俺はその顔に顔を上げる。
「お前が1人立ちしない限り。俺は家を出て行こうと思う」
「...へ?」
「俺は家族と決めた。...お前のその様子はマズいと」
「...え?じょ、冗談を」
「...俺はガチだ。今回はマジにすまないが」
「ゆ、夢色...そんな...」
と困惑する我が妹。
そして数秒間考えてから「じゃあ私も一緒に暮らす」と言い出した。
「それは無理だ」と俺は話す。
「俺は国立の大学に行く。だからこそ俺はお前との区切りをつけたい」
「...」
「...虹。分かってくれるな?お兄の為に」
「分からない。...夢色の馬鹿...なんて悲しげに言うと思った?」
「はい?」
「私は夢色のその計画は全て把握しておりますんで」
「はぃ!?」
俺は愕然としながらその言葉を聞く。
そして「私はあくまで夢色が好きだしね」と柔和に向いてくる。
まさかの言葉ににゃぁっとしている虹を見る。
虹は「私、聞いちゃった。出て行くって事」と柔和に反応する。
「だから出て行こうとしても無駄無駄。夢色の精子は私のもの」
「...」
「...良いじゃん。私が...夢色に構っても...何も起こらないでしょ?」
「まあそうだ。だけどお前の為を思っている」
「そっか。でも夢色らしいね」
「だけど私はラブだから。夢色ラブだから」という感じで柔和になりまくる。
俺は「...」となりながら考え込む。
そしてこの前言われた事を言ってみた。
「じゃあ俺が告白された事は知っているのか」という感じでだ。
すると虹は固まって崩れ落ちた。
「待って...夢色。どういう事」
あ、こっちの方がダメージあったか。
そう考えながら俺は虹を見る。
虹は「どういう事」と見てくる。
俺はその顔に「...クラスメイトの冨樫ゆうに告白された」と話す。
「...私の...夢色が取られちゃう...」
「そういう事だ。だからもう連れしょ...」
「許さない...絶対に!!!!!」
「え!?お前何処に行くつもりだコラァ!!!!!」
そんな感じの日常が俺達の日々だ。
だけどこんな日々だけど何だか飽きたりはしない。
だが俺はまだ知らなかった。
この虹。
滅茶苦茶に俺の為にラブだったのがラブラブになってしまう事に。
メロメロとでもいうか。
俺は最大の過ちを犯した様だった。
突き放そうと思ったら大変な事になり始めた。
それはどういう事か。
簡単に言えばブラコンが重度化する。
ゲージが100超えるぐらいに。
重症化した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます