現実世界に神がやってきてカードバトルを仕掛けてきました。ルールは山札=ライフで相手の山札を0にしたら勝ちのカードバトルで僕の初期の山札は1枚です。1枚のカードで僕は勝ちます。

牧村和樹(グレイレッド)

第1話 良くわからない状況だけど気づいたら登校してました。

「やあやあ、どうも」


「!?」


 突然が声が聞こえて月影拓也つきかげたくやは歩いてる足を止めてキョロキョロと回りを見回す。


「これから地球上の人、物、世界をカード化しますのでよろしく」


「……?」


 訳がわからないアナウンスが流れると突然ビルや建物が消えた。


「え?」


 拓也の近くに見えた突然消えてなくなったことに驚いた表情をみせる。


「……?」


 拓也は確認するために走り、建物が消えた場所を確認するとトランプぐらいのサイズのカードが空地に落ちていた。


「世界が生き残る条件は神の配下を倒すこと」


 神は生き残る条件を言う。


「神の配下を倒す方法はカードの勝負でのみ倒せる」


 淡々と神は語る。

 

「なお神の配下に負けたプレイヤーはする」


 神からカード化すると良くわからない言葉が出た。


「なおカード化は死ぬことと一緒の状態である」


 神は補足で言う。


「後、カード化して滅ぼすまでに人間側に準備期間を設けさせてもらう」


 神は一呼吸おく。


「強化する期間は4年間」


「……」


拓也は状況が処理出来ないまま声を聞く。


「強化する方法は俺が用意したダンジョン、カードショップ、冒険者ギルド、施設から手に入れることができる」


「プレイヤーは戦う前に鑑定師のいるところに行き山札と初期手札を見てもらうように」


「……?」


 何でと拓也は疑問な表情になる。


「ルールに付随する話だが山札がライフでありプレイヤーによって山札の枚数が異なる」


「山札?ライフ?」


 話が切り替わり拓也は戸惑う。


「対戦相手の山札が0の状態で引けなくなったらプレイヤーは敗北する」


「……」


拓也はうなずき考える。


「ここで詳しく説明してもわからないだろうから初心者用のダンジョンを用意したので鑑定を終えた後に感覚をつかむと良い」 


「……」


拓也は無言で聞き続ける。


「それでは4年後にまた会おう」


「……!?」


 建物があった場所に見慣れない建物が表れ、地面が揺れ始める。


「……」


 揺れがおさまる。


(夢ではないんだな)

 

 拓也は神が表れたことも建物がカードになったのを近くでみたが受け入れられない表情になる。


(これからどうすればいいのかな?)


 拓也は考えながら歩き始める。















「……あ?」


 気づいたら中学校の校門前にいた。


(中学校はどうなっているのかな)


 拓也は立ち止まり考え始める。


(サボり間というか遅刻常習犯だからな)


 拓也は不登校やサボったり遅刻して行くのを当たり前のようにやっている。


(こんな良くわからない状況でも他の生徒や先生から何か言われるのかな)


 憂鬱そうな表情に拓也はなる。


(真矢まやちゃん、紗矢さやちゃんには朝から姉妹の教育プレイでひたすら怒られたり、じゃれたり、つめられたからな)


 拓也はしんどそうな表情を見せる。


「とりあえず入るか」


 だるそうな様子で中学校に入り拓也は教室に向かっていった。


 

------------------------------------------------------------------------------------「作者、大丈夫」


「どうしたんですか?」


「書く前からめちゃくちゃ大苦戦していただろう」


「そうですね」


「大丈夫なのか?」


「……さあ?」


「おい!!」


「色々模索して行く感じでがんばるスタンスは変わらないしとりあえず書けば何とかなるでしょう」


(まあ、見守るしかないか)





 

 

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