青いカケラ

@Kuromatsustory

第1話 暇つぶし

これは一つの暇つぶしから始まった とても短いようで長い物語。

2045年7月27日 とある学校ではちょうど夏休みになる時期だそして夏休みにある課題が出た それは「自由レポート」この感想文は夏休みにあった体験を文章にまとめるという課題だ だけどある2人は下校途中にあることがきっかけでこの課題を早めにやることを決めた。

酒田 おーい山田ー

山田 なんだ〜

酒田 レポートっていつからやる予定なん だ

山田 おいおい夏休み入ったばかりなの にもうレポートの話かよ

酒田 そうだけどそのまま忘れたら終わりだ ぜ

山田 確かに だけど今書ける事なんて朝寝て昼に友達と遊んで夜は寝ました程度しか無理だぜ 流石に夏休みの後半まで待った方がよくないか

酒田 まぁ〜下手なこと書いて怒られるよりかはましか

山田 あっ!そうだ

酒田 どした

山田 うまく行ったら今日中に出来るかもしれないぜ

酒田 何が?

山田 レポートだよ 今すぐ出来るよ

酒田 不正か?

山田 アホか! とある場所に行って そのことをレポートに書くんだよ

酒田 ホォ!そのとある場所ってどこ 遊園地か?

山田 村だ!

坂田 は?

山田 村って言ってもただの村じゃねぇぞ 廃村だ

酒田 あぁー 確かに隣町に小さな山があってその奥に小さな村があるって聞いたことあるな そこ廃村になったのか?

山田 うん 50年前

酒田 昔なんだな んで 何か廃村になった原因とか知ってるのか

山田 知らん 知り合いに廃村になったぐらいしか教えてもらわなかったし それにそいつもそれぐらいしか知らないらしい だからその村に行ってみてどんな風なのか実際行って体験しましたって書けばいいんじゃねぇ?

酒田 おぉー!お前天才か

酒田今すぐ行こうお前も来てくれるか?

山田 あぁ 暇だし レポート書けるから当然着いていくぜ

酒田 じゃあ今から家に戻って出かける準備して来る!

山田 OK 早よしろよ

この時の俺たちは観光程度の気持ちで廃村の場所に向かおうとしていたしかしあんなことになるとはこの時は何も感じていなかった






  

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