河北の覇者
劉秀は河北の制圧を命じられていた。そこでは王郎や銅馬軍といった勢力が割拠していたが、劉秀は冷静に現地の豪族と手を結び、着実に勢力を拡大していく。
「劉将軍、我ら王郎軍もお宅様の軍門に降ろうと思うておる。」
「劉兄貴、我らもお供します!」
劉秀は河北の民の心を掴み、24年には王郎を滅ぼし、銅馬軍を降した。彼の率いる軍は、銅馬軍と呼ばれていた。河北を統一した劉秀は、皇帝位に就くことを決断する。
「我が名は光武帝。ここに新たな王朝、後漢を建国する!」
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