【１話　辺境の地】

　辺境の地、ウズの村にやってきたレィナータと三人のメイド達。

　メリアスの不躾な問答に対し、レィナータはこの追放を死への紀行と称した。

　【２話　レィナータとサリー】

　レィナータとサリーはウズの村にて、村長と話した帰りにたわいのない会話を交わす。

　サリーはその言動から、レィナータの持つ思慮深さに感嘆した。

　【３話　レィナータとツバキ】

　レィナータとツバキは小川せせらぐ花畑で、年頃の少女のように花冠ではしゃぐ。

　ツバキはその無邪気さに、レィナータを最期まで付き合おうと決心する。

　【４話　レィナータとメリアス】

　レィナータとメリアスは辺境の屋敷の庭で、メリアスの悲痛な境遇について語らう。

　全てを喪ったメリアスに、レィナータはままごとの騎士の誓いを行った。

　【５話　異変】

　追放そのものが、カルラシード伯による壮大な暗殺計画であった。

　壁猪（ウォールボア）を辺境の地に向けて放つ。

　【６話　運命の分岐点】

　魔物の牙がレィナータ達に襲い掛かる。

　サリーはレィナータを庇い、左腕を喪失する。

　【７話　『左』】

　メリアスは半成体と相討ちに、左脚を喪失する。

　ツバキは毒の無い状態で幼体に打ち克つ為、左眼を喪失し、胸に大きな傷を残す。

　壁猪の脅威から難を逃れる。

　【８話　レイの誓い】

　壁猪によりメイド達には一生残る怪我を与えてしまったレィナータ。

　その事実に憤るも、自身の中に眠る感情の正体に気付く。

　自称をレイと改め、彼女達を誠心誠意愛し、彼女達を娶る為に王になる事を誓う。

（全８話、累計話数１１話）

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