第101話  悪役令嬢 シャルロット・マリーア・スフォルツァ

 今年度が終わるとシャルロットが卒業してしまう……


 今まで、数々の王族関係者に荒らされてきた学校関係者のの皆が、児童の卒業をこんなに惜しむのは初めてかもしれない。


 現ロマーノ男爵夫人セレナとリーノの破茶滅茶コンビ、パトリシアとエレクトラによる恐怖政治。

 そして三人娘。


 しかし、それらの誰ともシャルロットは違った。

 三年生までは三人娘の保護下にあり、三人娘卒業後は正統後継者になるのでは? と警戒されていたのだ。

 しかし、三人娘卒業後のシャルロットはとてつもなく優秀な統治者となった。


 パトリシアやエレクトラは統治するために恐怖を使った。

 逆らったら自分だけでは無い。家ごと潰される。そんな緊迫感が学校を支配していた。

 教師ですら例外では無い。彼女達は正に君臨者であった。


 三人娘は、人を使うことが下手すぎた。

 まず、自分で手を出してしまう。彼女達に絶対の服従を誓う狂信者を従えるが、最初に手を出すのは必ず自分たちなのだ。

 自分たちで道を整え、舗装し、誰でも通れる様になったら次世代に受け渡す。

 教育で人を育てている気になってはいるが、彼女たちの後ろを歩くものたちは誰一人、壁を知らずに生きていく。

 彼女たちがいなくなったら、そこからの発展が望めないだろう。


 シャルロットはどうだ?

 シャルロットは、人をよく見る。相手が今できること、まだできないことを見極める。

 シャルロットは、道を指し示す。導くだけではなく、その先に人を送る。その人が超えられる高みを指差し、微笑む。

 すると、乗り越えられるのだ。人はこんなにも前に進めるのかと、自信を持ち、また更に高みを目指そうとする。

 それを見てシャルロットは微笑む。

 三人娘が良く『天使だ』『いや、女神だ』と言われたりしているが、その女神たちに絶賛される微笑みだ。


 高みに立つと、女神が微笑む。


 シャルロットは人を使うだけではなく、自分でも動く。最高の学校環境を得るために、学校行事のマネージメントから試験問題の作成、校内修繕の業者手配、更には予算策定から教師の教育まで請け負った。

 おかげで授業時間以外は休みがない。シャルロットにとって、授業時間が休み時間なのだ。


 シャルロットが学校の取りまとめを始めてから、教師の残業が激減した。校内での争い事も激減した。児童全体の成績も鰻登りで、過去最高点を毎回更新していく。

 保護者ウケも良く、誰もがシャルロットを褒め称えた。


 ルイージを除いて。


 ルイージは、悲しかった。しおりんお姉さまが卒業してしまったのだ。しかしシャルロットは平然と学校生活を続けている。

 しおりんお姉さまのいない学校なんて、何の意味があるのか?


         ♦︎


「ブラスレン帝国 聖教会から留学してまいりました、カティア・ミリオムですわ。皆様よろしくお願いしますね」


 隣国、ブラスレン帝国から留学生がやってきた。ピンクブロンドのツヤツヤした髪と、垂れ目がちの愛くるしい表情。男性に少しだけ頼りつつ、自分で何とかしようとするいじらしさ。

 そして、ルイージはしおりん以外の女の子に恋をした。


 シャルロットはルイージの婚約者である。

 ルイージに好かれてはいないと思うが、あくまでルイージの婚約者はシャルロットなのだ。


 だから

「ルイージさま、教材の移動手伝っていただいてありがとうございます。力持ちなんですね、ルイージさまは……」

「カティア嬢が困ってるとあれば、すぐに駆けつけるさ」

 なんてシーンを見かけても、嫉妬はしないがモヤっとはする。

 お姉さま方に出会う前のシャルロットであれば、とてつもなく怒り狂ったであろう。しかし、今のシャルロットは違った。シャルロットはお姉さま方に相談するほどでも無いと判断し、最高の学校を作るためにますます仕事にのめり込んだ。


         ♦︎


 カティアは少し焦り始めていた。予定より一年早くカッシーニへ留学したのには訳がある。聖教会へのお布施が激減をし始めているのだ。

 国からの決められた補助金は入ってくるが、以前は帝室から入っていた寄付金が、そっくりカッシーニとの貿易に使われているというではないか。

 全てはカッシーニにいる、女神を騙る大罪人のせいである。


 その大罪人は、現在王立高等学院というところに通っている。カティアが入れるのは一年先だが、その前に王室の人間を籠絡し、大罪人との間に繋がりを作っておくことになった。


 幼年学校の同学年にいる王族は、ルイージ・カッシーニという王子だ。この少年を虜にして、王室への足がかりとしよう。そう思っていた。

 この少年には婚約者がいた。

 王族に、子供の頃から婚約者がいるのは当然のことである。

 しかし、この婚約者が想像の遥か斜め上行く化け物だったのだ。


 最初、女神の偽物はこの婚約者なのかと思った。それほどまでに人間離れした能力を持っている。

 あまり授業で出しゃばったりしないが、たまに見せるその能力はあまりにも人外すぎた。

 魔法の授業、レベルに合わせた班分けで授業を受けるが、シャルロットは教師側である。

 きちんとした詠唱と理論をわかりやすく教えてくれる。

 ただ、たまにせがまれて見せている魔法は全て詠唱省略だ。

 ファイヤーボールやリフレクトマジックの詠唱省略とか、聞いたことがない。


 教室での読み書き算数も、全て教師側だ。教師に指示を出して授業構成にまで携わっている。


 護身術の授業でも一人だけ別訓練。剣術指南の先生が剣を持って襲いかかるのを、全てかわして制圧する。

 

 カティアが唯一、誰にも負けないと自負していた回復魔法。カティアの魔法は聖魔法だ。切り傷だって、見ているうちに繋がっていくのだ。そこらの属性回復魔法と比べるな……そう思っていた。


 剣術護身術の授業中に骨折した児童を、その場で治療したシャルロットを見るまでは……


 (いやおかしいでしょ! わたしの魔法は聖魔法よ? それが出来ないことを、なんであんな娘にできるのよ! 絶対インチキしてるはずだわ)


 だが、この国に味方はいない……いや、一人いたわ。ルイージ王子が!


         ♦︎

 

「シャルロット、カティア嬢に辛くあたるのはやめたまえ!」

 ルイージが突然訳のわからないことを言い始めた。

 何がどうしてそうなった? シャルロットには全く心当たりがない。

 たまたまその場にいたほかの児童も、一体王子はどうしちゃったの? みたいな顔をしている。

「いいか、次にやったならば承知しないからな!」

 ……はて?


「ルイージ様はどうされたのでしょうか?」

 仲の良い侯爵令嬢がシャルロットに聞いてきた。

「さぁ……最近、カティアさまと随分と仲良くはされてらっしゃる様ですが……」


 しかし、それでもシャルロットは三人娘に相談をかけなかった。


 シャルロット信者は多岐にわたる。校長教頭からして信者なのだ。ほぼ全ての教師、ほぼ全ての児童、ほぼ全ての出入り業者、そして父兄。


 孤立していくのはカティアとルイージだけであった。


 (こんなはずじゃない、わたしの人心掌握術は完璧のはずよ。もっとも位の高い王子を一発で籠絡できたのがその証拠だわ)

 カティアが必死に自己肯定しようとする。

 しかし、カティアは知らなかった。


 ルイージは、人が良すぎてすぐに騙される!


 ルイージ王子、めちゃくちゃいい子なのだ。幼少期にシャルロットとギクシャクしたのも、あれは大人が悪かったのだ。

 きちんと育てればまっすぐ育つ。

 ただ、斜めに育てれば斜めに育つし、曲げようと思えばいくらでも曲がるのだ。


 そして、カティアは……


 カティアは五歳の頃から教会のため、教皇のためだけに生きる様にと、教育されてきた。

 五歳から六年間も、その価値観だけを育ててきたのだ。そのための技術を仕込むことはしても、それ以外の教育を行ってきていない。

 だからそれしか知らない。教皇トリスタン様のため。

 そのためにはニセ女神を倒さなければならない。ニセ女神に会うためにはこの王子をわたしの思うがままに操れる様、更に気合を入れねば。


 気合いで人を操れれば苦労はない。


 ならば身体を使って操ってやろう。


 しかし身体を差し出すことは出来ない。だってこの身は教皇トリスタンに清いままで渡さなければならないから。


         ♦︎

 

 もうすぐ、卒業式である。

 六年間を過ごしたこの学校に通うのもあとわずかだ。

 シャルロットは取り巻き数名と共に式典の準備をしていた。

「あら、チョークが足りませんわね。わたくし頂いて参りますので、黒板のお掃除お願いできますか?」

 式次第を移動式黒板に書いていたため、水洗魔法で手を洗い、クラスメイトに指示を出して講堂を出た。

 階段は隣の教室の前である。ここは一階なので上り階段だけだ。


 上から、丁度ルイージ王子と聖女カティアがくだって来ていた。

「ルイージさま、そろそろ次の式典練習が始まりますわ。ご準備を」

 すれ違い様に声をかける。

「わかっている! いちいち指図するな!」

 ルイージがプイッと反対側を向いた瞬間、カティア嬢が突然身を低くし、シャルロットの腕を引きつつ悲鳴をあげて、自ら転がり落ちて行く。

 聖教会で極めた必殺技のアレンジである。


 悲鳴を聞いたルイージが振り返ると、そこには腕を前に伸ばしたままのシャルロットと、階段下に倒れているカティアの姿があった。


 悲鳴を聞いた他の児童も集まってくる。

「カティア、おい、大丈夫かっ! シャルロット、貴様嫉妬の末がこれかっ! 許さんぞ!」

 激昂しているルイージを見ながら呆然としているシャルロット。

 倒れているカティア。

 そして、そこに到着した児童と、隠れて護衛していた近衛。


 ただ、児童や近衛は誰一人シャルロットを疑ったりはしなかった。

 ルイージにだけベタベタしていたカティアが、いつかこんな事件を起こすだろうと誰もが考えていたから。


 ルイージは見た。通りかかったシャルロットが、カティアを突き飛ばした格好をしているのを。

 他の誰が信じなくても、ルイージは自らが見たものを疑ったりはしない。

 そう、これは王子の矜持なのだ!

 (あんなに慕ってくれるカティアが嘘つく訳無いし……)

 ただの恋は盲目だった。


 ルイージも悩んだのだ。皆が褒め称えるシャルロットの凶行。そんなことはあるのか? しかし、今見てる目の前のこれはなんだ? 無事なのはシャルロットで、倒れているのは愛しのカティアだ。ならばカティアを優先しよう。

 カティアの怪我は大したことなかった。本人がすぐに気がつき、自ら聖魔法で回復したと言っていた。

 シャルロットは白々しく駆け降りていきカティアの救護を始めようとしている。

 これ以上カティアを傷つけられたらたまらない。シャルロットの手を引き、その場をどかせた。

「万が一頭を打ってらっしゃると大変ですわ、首と頭の確認を終えるまで動かしては……」

「うるさい黙れ。誰かこの女を連れ出せ!」


 ルイージに付いているのは第一騎士団所属の近衛部隊である。

 シャルロットには三人娘の意向で王女近衛を一人つけていた。


第一の近衛がハンドサインで王女近衛に謝罪した。通常ではあり得ない事だが、王子とシャルロットの普段の態度を見ていれば、さもありなんという事だろう。


 王女近衛は、流石にこの案件は報告を入れます……のサインを返し、シャルロットを促してその場を離れた。


         ♦︎


「つまり、なんかルイージがたぶらかされてると?」

 あ、カナがちょっと怒ってるっぽい? 弟大好きだからな、カナ。

「は! ルイージ殿下を誑かし、シャルロット様を悪意を持って陥れようとしたのかと」


 王女近衛から報告が上がり、即座に第一からも騎士を呼び出す。こちらからの聞き取りでも概ねその様な傾向らしい。

 当初はおままごとみたいな恋愛事情と思われていたため、報告がなかった様だ。

「そりゃ、好いた腫れたまで全部報告されたらたまりませんよね……」

 惚れっぽさ最強のしおりん、そこは譲らない。

 って、スパイが惚れっぽくていいの?

『良いんですよ! 結局、浮いた話なんて一度もなかったんですからっ!』


「さて、どうしようかね。とりあえずシャルロットに話聞く?」

「わたしはちょっと帝国行って来ますね。皇帝陛下経由で教会に探り入れて来ます」

「じゃ、わたしはステルスして学校潜ろうか?」

「あ、そっちはわたしがやるわ。コトはスフォルツァの家行って来てくれるかな? 家での様子聞いて来てほしい」

「りょ、明日から?」

「だね。なんとしても我らのシャルロットとルイージを守り抜くぞ!」


         ♦︎


 翌日は卒業式前日だ。昨日の事件は職員室でも共有され、いつもの王族の暴走だと判断されている。シャルロットは皆に同情されているが、とても気丈に振る舞っていた。


 (あー、シャルロットかわいいなぁ……今なら触ってもバレないかなぁ)

 いや、潜入捜査中の人間がそんなこと言ってちゃダメだろ!

 こっちしおりんの方が良かったんじゃ? あ、でも皇帝の取り扱いもしおりん担当か……この国の黒真珠もいい加減能力やばすぎだわな。


 丸一日、ルイージと聖女という少女を追い回したが、二人が完全に他の人たちから疎外されてしまっているのが確認できる。

 子供達の噂話や職員室の会議を聞いていても、概ねシャルロットの立場からの意見しか聞こえてこなかった。


 (これ、もしかしてこの聖女の娘もケア必要?)

 カナの優先順位は、コト………………ケイ、しおりん……シャルロット弟妹アリコリサンドラ、家族を含めた周りの皆様、その次あたりに少女とか少年とかケモとか入ってくる。

 しかも、周りの皆様に昇格する基準がめちゃくちゃ甘い。

 ピンクブロンドタレ目美少女とか、あっという間に身内扱いしてしまいそうである。

 ただ、色々と解決しないとならないことがありそうではある。次のアクションは、しおりんとコトの報告を確認してからか。

 しかし、明日はもう卒業式、時間はなさそうだ。


 しおりんは皇帝に会ったあと、激昂した皇帝の頭なでなでして宥めてから、大聖堂へと飛んだ。

 ステルス魔法を駆使し、女人禁制の大聖堂奥へと侵入、教皇トリスタンの部屋へと侵入した。


 トリスタンの部屋には稚児が二人、トリスタンに絡み付いている。

 (あらら、お邪魔しちゃいましたかしら)

 しかし、真昼間からここの聖職者は何をしているのだろう。全年齢への配慮で、服を着ているだけまだマシか。女装であるが……


 (おじいちゃんが男の娘侍らせてまぁ……実際にこのパターンの権力者ってあんまり見かけないんですけどねぇ)

 そう、たいていの権力者は忙しくてそんなことをしている暇は無い。

 (ただ、これ見てても先に進みませんね。他に行きましょうか)

 トリスタンの心臓にマーカーを打ち込み、世界中どこからでも居場所がわかるようにして、移動した。


 執務室や会議室、図書室等を巡っているうちに司教の会話が聞こえてきた。


「南の小国に送った聖女候補からの連絡はまだないのか?」

「そう焦るでない。あの国からの手紙など、ここまで二ヶ月は掛かるわ」

「しかし、奴めが行ってからもう一年近いではないか。早く偽女神の化けの皮を剥ぐためのお膳立てを……」

 (見ぃつけたっ)

 色々知っていそうな人がいた。

 ちょっと悩んだ末に、姿を現す。


「ふふふ、少しお話し聞かせていただいて良いかしら?」

 誰だっ! という誰何の声を聞きながら、すーっと姿を現す。

「お初におめにかかりますわね。シャイリーン・リットリー。カッシーニ王国の王室預かりですわ」

 そっと地面に降り立ち、話を続ける

「あなた方、いったい送り込んだ聖女に何をさせようとしてらっしゃいますの?」

「き、貴様が女神を騙る悪魔かっ!」

「自らを女神と言ったこともなければ、悪魔でもありませんね。今のわたくしは人間です……とは言いましたけどね」

 流石に婦警です……とは言ってないらしい。

「ええい、出会えっ、であぶべはぼべぶぶびば」

「き、貴様何をすべばぼびぶぶほぺづっ」

 二人の司教に少しだけ教育をすることに決めた。


「で、その娘さんを教育して送り出したのですの?」

「はい、左様でございます、女神様」

「わたくしは女神ではございませんわ。しおりん……とお呼びくださいな」

「か、かしこまりましためが……しおりん様」

「では、あなた方は教皇トリスタンの動向を見ていてください。もっとも、近日中にわたくし達はまたこちらに参りますわ。教皇と直接対決するためにね。それまで、あなた方は危なく無いように立ち回ってくださいませね」

「はは、ありがたきお言葉……」


 ブラックしおりんここに極まれり。

 元々敵対勢力だったため、少し強めにやってみた。第二王子ステファノの時の三倍ぐらいでやってみた。

 マリーさんやエスメラルダさんみたいに、心が壊れるところまではやっていない……と言い張っているが、心を書き換えてる時点でどうなの? と思う天の声。

 そして、しおりんは皇帝陛下の元へ戻り、報告とお礼、そして次の来訪予定を伝えて王国へと帰還した。

 偵察機にンムワイくんが乗ってなくて、癒しが足りないとラリー機長にウザ絡みしたのは内緒だ。

 ただ、ラリー機長は喜び、ロバートさんは羨ましがっていたが。


 コトはスフォルツァ伯爵家へと赴き、使用人や両親に話を聞いた。

「いえ、家ではカナ様コト様しおりん様の自慢話ばかりしておりましたわ。あとは卒業式の話題が少々と……」

 どうにもシャルロットの言動が読めない。

 ここしばらく直接会っていない筈である。しかし三人娘の自慢話を?

 もしかして、無意識に助けを求めてる?

 どんなに人外魔境な能力を持っていても、シャルロットは幼年学校生なのだ。

 人生二周目の三人娘とは違う、まだ人生経験は十二年分しか貯まってないのである。

 コトカナの人生経験がおよそ五十年。しおりんに至っては七十年オーバーだ。まさに経験値が違う。


 困ったら人に頼る。子供としてとても正しい選択をしている。ただ、もうちょっとわかりやすく頼ってほしかったよ。シャルロット。


 その夜、三人は遅くまで対策を練った。明日も学校を休んで幼年学校へ行こう。隠れてだけど。


 明日は幼年学校の卒業式だ。

 

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