みどり
勝利だギューちゃん
第1話
「ほらほら、泣かないの」
「ぐすん」
「男の子でしょ?」
「でも」
「大丈夫、先生がついてるから」
「本当?」
「うん。本当」
懐かしい夢を見た。
幼稚園頃の夢。
正直、当時のことは殆ど記憶にない。
殆どと言うからには、少しは覚えていて、担任の先生のことは覚えている。
ただし、顔はおぼえていない。
覚えているのは、名前だけ。
僕の初恋の人なのだから・・・
5月4日はみどりの日。
僕は緑が好きだ。
愛している。
この地球を、自然を守りたい。
そして僕は、自然保護員という仕事に就いた。
このみどりの地球を守りたい。
それが役目だ。
なぜ緑が好きかと言うと、先に話した初恋の幼稚園の先生の名前が、
「みどり」だったから。
みどり 勝利だギューちゃん @tetsumusuhaarisu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます