復讐の魔王は、転生を繰り返し女勇者を手籠めにする。

簡単な世界観と主な登場人物紹介

　創世神と同じ名を持つバレンシア大陸。大陸の中央には大地を北と南に分ける隔絶の山脈が横たわり、北の不毛な地には魔族が、南の肥沃な地には人間達が住む。

　人間の住む南の大地は四つの国が存在する。東から共和国アーバン、騎士王国リスタルト、メリダ法国、魔法国家サニバールである。

魔王

玄魔族の出身。女体から魔力を摂取する術を得た事により、強大な力を蓄え、魔族の王に君臨した。勇者達に肉体を滅ぼされる直前に魂を転生させ逃げのび、勇者達に復讐を誓う。

リリア

類まれな能力を持ちながら、アーバンの貧民街で盗人として自由奔放（性的にも）に生きていた。その後、アリスとの出会いをきっかけに、魔族討伐軍に参加。フィリー、クレアを仲間に加え、魔王を倒し勇者と呼ばれるようになる。

フィリー

素早い動きと律儀な性格を持つリスタルトの女騎士。先の先を取る攻撃が得意で、素早さを活かした剣技を追い求めた結果、戦闘時には鎧を着けず。軽装（ほぼ下着）で戦う。露出は高いが、身持ちは固い。

アリス

サニバールの魔法学院を飛び級、主席で卒業したエリート魔法使い。失われた禁呪を求めて大陸を旅していた時、リリアに出会う。あらゆる知識（性的なものも含め）を蓄えているが、経験はなく貧乳。

クレア

メリダ法国中央教会の神官。かつては、法王に仕える立場であった。退いてからは、辺境を巡っていた。神官でありながら、その身体つきは極めて艶めかしいナイスバディ。

アンジェ

ピエタ村の復興に派遣されたメリダ法国のシスター。魔王復活の最初の犠牲者となる。

メリダ１５世

バレンシア神を崇める中央教会を有するメリダ法国の法皇。５０代ながら、屈強な肉体を持つ。

◎魔族四将

セリカ

朱龍族の王女。魔王を慕い、自分こそが女王に相応しいと考えている。魔法を使いこなす。

バーニ　

黄獣族の娘。虎の獣人。言葉使いは悪いが、意外に仲間思い。

アイリ

夢魔族の女。魔王の最初の女。魔王も頭が上がらない。

ミスラ

蒼魔族の長。魔王に忠誠を誓う、一途な性格。