第8話 教育的指導
「いいかアルティアよく聞け、確かにアサーペンドラゴンは偉大な王だった偉大な男だ、だがなうちの島じゃアサーは金髪の女子で居候のタダ飯食らいで・・・」
何をしているか?再教育だよクソみたいな遊びのツケを払っているのだ。教育の甲斐もあり今日この日をもってアサーを卒業しアルティアに生まれ変わる辛い訓練にもよく耐えた感動した
アルティアに反応せずにアサーに反応するその事実に気がついた時はそれはそれは焦ったとてもとても焦った親御さんに申し訳ない気持ちで一杯だった、そしてその日々もついに終わりを迎えて新しいステージに向かう
「アルティアの顔を見に来たセリーナアルティアに変わりはないか」
ついにお出ましかアルティアパパこそアルカデゥース・グラッドレイ、見た目は短髪赤髪でガタイが良く初めて見た時はお前本当に貴族か?冒険者の間違いじゃねえ?て良くて騎士とか明らかにあなた戦闘メインですよね?て感じだったが顔は整っている両親共に100点満点だ転生特典かって感じの大盤振る舞いだ
「あなたアルティアちゃんは今日も元気一杯よさっきご飯を一杯食べたせいか今は少しおねむの感じね」
夫婦仲も外から見てる分には良好にみえるアルティアパピーもアルティアマミーには劣るがちょこちょこ時間を作っては様子を見に来ている感じがするがコレで実は無職だったら超うける、そんな馬鹿な事を考えていたら何かイチャつき始めたのだが、やめてください!子供が見ているんですよ!アルティアもなんか言ってやれ、おやすですかそうですか仲良きことは良きかな。
パピーは暫くイチャコラホイサして仕事に帰っていたがマミーの方はいまだに残ってアルティアの寝顔を嬉しそうに眺めている、今の所実に理想的な家族だ頼むぞ途中からDLC追放ルートとか笑えねえからな、ドアをノックする音がし1人のメイドが入ってきた
「奥様失礼致します、アルティア様の新しいお服が届きました。必要でしたら今こちらに持ちして検品なさいますか」
今来たのがメイドのフェリシア、黒髪ロングで何故か大和撫子の様な清楚な佇まいをしている10代であろう少女、世界観どうなってんねん。みんな顔面強度が高すぎるこの世界どうなってんだよて思っていたのだが、そこは伯爵家採用時にちゃんと容姿も採点対象だった事が後に発覚うちのメイドは選ばれ者ものだった。
フェリシアがアルティアの服を持ってきてからは女子2人でキャッキャっしながら楽しそうに話している今日も平和だ良きかな良きかな。
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