第9話 0から始める英才教育
時は立ちまさに世は戦国の時代とはならずに平和にすぎていきましたとさ、僕アルティア3歳!異世界チート持ちの神に選ばれし者のハズデシタ。所詮は居候のお話係兼スペシャルアドバイザーよ俺なんて
あれよあれよと3年が立ちアルティア本体も赤ちゃんから進化を重ね会話や意思疎通が出来るようになりました、最初は赤ちゃんなので当たり前だが会話が成立するわけもなく意思疎通もロクに出来ないから途方にくれていたわけですがそれならと内部から一方的に話かけたり色々したりの異世界人による0から始める英才教育を施した結果大変素晴らしい結果になりましたとさ神もさぞ喜んでいる事でしょう。
ただその過程で色々問題も起きました、世の中をまだ何も知らないアルティア君急に1人でじっと何も無い所をずっと見つめていたり誰も居ないのに1人で喋っている姿を外から見ている人が客観的見てどう感じるか。き、君たちいいかい自分が見えている世界が全てではないんだよもっと視野を広く持たないと
さすが異世界まず幽霊が見えている妖精と対話しているなど色々な憶測を呼び、気が触れたと思われたのか医者を呼ばれ両親は嘆き悲しみ俺の心は痛みアルティア君は一時的に腫れ物扱いされこんな世界間違ってるよ状態でしたが、時が立ちアルティアの教育が成功するにつれて普通の生活に戻っていきました。
「おい、戻っていきましたとか笑えないから人様に何してくれてるのマジで?」
やめて3歳児がそんな言葉遣いしないで
「自分の中にもう1人の人間の意識が居る状態がどれだけ異常な事か後から分かって怖くなって凄く泣いて、あまつさえ自分が知らない間に色々しこまれてるとか普通に考えて許されない出てって」
いやいや坊ちゃんは知らないだろうけど元はと言えばその場所はね俺の場所予定だったんだよ、俺のご厚意で使わせてあげてるのむしろ俺は命の恩人よ、おいアルティア今すぐエール買ってこいよ飲めないけど
こんな掛け合いが出来るほどにアルティア君の知能はあがってしまい3歳児とは思えない成長を遂げてしまった、今だから言うが正直に言って糞焦ったアルティア夫婦に親としての溢れんばかりの愛情が無ければ最初から居ない子扱いされて殺されるか、良くて幽閉コースだったろう。
アルティアへの英才教育が身を結ぶと自分の置かれた状況をただしく理解し事態の打開に奔走し今の生活がある、正直すいませんでした。
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