応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 終 燦然世界への応援コメント

    綺月 遥 様


    素晴らしい作品でした。
    この圧倒的な読了感、素晴らしい意外の言葉が出てこない自分が憎いです。
    読者として私も、彼らの生きる燦然世界を魅ることが出来て幸せです。
    細やかな表現、細部に至るまで考えられた登場人物たちの個性、自然と浮かび上がる情景。そして、六華をはじめとした登場人物たちの、自分を犠牲にしてでも誰かを守り抜こうとする大きな愛というテーマ。登場人物たちがどれほど仲間や民、そしてこの暁花京という土地を愛していたかが伝わってきました。
    この物語に出会えて本当によかったです。

    作者からの返信

    最後までコメントを下さり、心の底から嬉しいです!!
    暁花京に生きる彼らの夜明けを見届けてくださり、書き手として感無量です。夜が明けても彼らの生が続く限り、物語は生まれていくと思いますので、少しでも書き留とめていければなあと思います。
    長々とお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

  • 雲外蒼天 其ノ四への応援コメント

    綺月 遥 様


    天詠鬼はとても可哀想な生ですね。神の気まぐれで産み落とされ、神の気まぐれで拾われ、神の気まぐれで捨てられた。
    それでも孤独を拭ってくれたきまぐればかりの神を愛してしまったが故に、落ち神となってしまうほどにサクヤヒメの魂にも執着してしまったのか。あるいは天詠鬼自身も神の血を引いているからこそ、サクヤヒメの器となった人間を追い求めサクヤヒメの魂との再会を強く願ってしまったのか…。
    天詠鬼の過去について凄く気になっていたので、彼についても読むことが出来て嬉しかったです!

    それから暁華京の地に六華の霊力が眠っていたなんて!!、と驚かされました。このままだと八重も六華と同じ道を辿ってしまうのでは…?と心配していたのですが、彼女の愛は十三年もの時を経ても尚この地に眠っていたのですね。彼女は本当に慈悲深い女性だと感じました。
    最後の一文の犠牲というのも、八重ではなく六華のことなのではないかと予想してます。
    次話で最終話ですよね。読み終わってしまうのが寂しいなと思いつつも、読みます笑!

    作者からの返信

    サクヤヒメは消えたのではなく、ただ眠りに就いているだけで、器から切り離せばまた会えるのだと信じたいのかもしれません。世界を敵に回してでも取り戻したい、それが天詠鬼の本懐なんだと思います。心を六華から、愛を八重から受け継いで人を守ることを決めた煉とは対照的な存在なんだなあと思いながら書いていました。

  • 雲外蒼天 其ノ三への応援コメント

    綺月 遥 様


    狐面というミステリアス感満載のキャラだなと登場時から思っていましたが、まさか那岐が槐様だったとは…。
    弟である伊吹が叔父(石蕗)のような運命を辿らないように、透切那岐として生きる道を選んだ槐様はやはり、今でも心は第一皇子であられるお方なのだなと思いました。

    作者からの返信

    これは裏話というか入れ込み切れなかったネタなのですが、槐は正義感が強く行動的で、父帝に気性が似ていると褒められることが多かったようです。だからこそ、石蕗に似て優しい気性だと言われていた伊吹を案じていたのかもしれません。

  • 再演 其ノ四への応援コメント

    綺月 遥 様


    この章の「再演」とはどういうことなんだ…と思っていましたが、見事な伏線回収。天詠鬼は再び十三年前と同じことをしようとしているのですね。

    がしゃどくろは人を依代にしなければ顕現できないということならば、十三年前のあの時も天詠鬼によって誰かが依代にされたということですよね…。がしゃどくろになってしまった人はもう、人には戻れないのですか…?。石蕗の死はもう覆らないのでしょうか。

    作者からの返信

    読了されたあとのお返事になって申し訳ありません。十三年前、がしゃどくろの依代にされたのは武家の人間でした。石蕗と同じく、恨みつらみに漬け込まれて騙された形になります。
    がしゃどくろになった人間は基本的にもどれません。ですが、器としての素質によっては事情が異なってくるかもしれません。

  • 再演 其ノ三への応援コメント

    綺月 遥 様


    那岐が無事でよかったです涙!
    煉やユーリンや玉兎といった人ならざる者がいることで忘れがちになっていましたが、神祇特務隊の中には寧々子や那岐のような人の子もいるんですよね…。

    神祇特務隊の、軍服をきちんと着ない者やそもそも軍服を着ない者がいるその適度に規則を守ってない感じ凄い好きです笑。石蕗が訪れた夜も、門の警護に当たっていた神祇特務隊たちの軽口のやりとり面白かったです!。普段は好き勝手していてバラバラなのに、いざという時にはひとつになる様はかっこいいですね。

    作者からの返信

    那岐は強いんです笑 特務隊は陸軍のシステムやヒエラルキーから斜めに外れた位置にあり、生粋の軍人は極めて少ないのと、隊長が煉なので好き勝手できてます。その分玉兎が苦労してたりするので、それもどこかで書きたいです

  • 再演 其ノ二への応援コメント

    綺月 遥 様

    この回めっちゃ好きです。
    魅力的なキャラクターたちが沢山いる中で、伊吹様の悲哀がとても刺さります…。
    兄の死に、叔父の裏切り。抱えきれないほどの重圧を背負いながらも、民を思う心と皇族としての誇り、そう簡単には手折られない花のような芯の強さと聡明さを持っている第二皇子。その全てがなんだか眩しく、そして美しい。
    全てのキャラクターたちについて感想を語りたいところですが、あまりにも長文になりそうなのでひとまず伊吹様だけにしておきます汗笑

    作者からの返信

    伊吹を褒めて下さりありがとうございます!わたしも伊吹が大好きなんです!あの子は凄いんです。トヨアシハラを夜明けに導いた帝を父に持ちながら、それでもひたむきに前に進んでいける子だと思います。

  • 綺月 遥 様


    煉自身が明確に苦しみや悲しみ、愛を自覚したのはこの場面だったのですね。
    愛には恋愛や家族愛などに限らず、名前もないような様々な形があると私は考えているのですが、煉の愛は六華と同じようにこの土地や民を慈しむ心、そういった愛だったのですね。
    六華が命を落としてでも護り、まだ幼い八重がこの先生きていく、この暁花京という地を命懸けで守りたいと願う煉は、半神でありながらとても人間くさくて、魅力的なキャラクターだと思いました。

    作者からの返信

    六華と八重、ふたりは対照的なようで根の部分が似通っていますから、煉は惹かれていったのかもしれません。煉の人間臭さや不器用さ、感情処理のどんくささは私も大好きです。


  • 編集済

    綺月 遥 様


    ひとつひとつの文章が濃厚で、いつも気がつくと読みいってます!

    六華の許嫁の皇弟というのはもしかして石蕗のことでしょうか?。もしそうだとしたら、文通で少しずつ心を通わせ愛を育もうとしていた二人の未来ががしゃどくろ(天詠鬼)によって桜の様に散ってしまい…とても儚くなりました。もしも六華がもう少しだけでも生きながらえることが出来ていたら、石蕗との幸せな時間を僅かでも過ごせたかもしれないのに…。この胸を締めつける痛みを、六華の生き様を見て心を学んだ煉はきっと感じたのだろうなと思いました。

    物語の初めに登場した六華は凛々しく力強い美しさを持った女性(二十六歳くらいかと推測しておりました)と感じましたが、実際には二十にも満たない十七歳だったのですね…。

    本編から少し刻を遡った六華と煉の過去話、とても素敵です。

    作者からの返信

    返信遅くなって申し訳ありません!
    石蕗と六華、そして煉に至る心の繋がりを感じ取って下さって嬉しいです!燦然世界を書くに当たって、想いの継承をテーマの一つに据えていました。温かいコメント、本当にありがとうございます。
    六華はとても早熟な少女でした。描写し切れなかった部分が多いのですが、かなり難しい立場を持つ姫君だったので、自分の志を貫いた果てにある結末も見えていたような気がします。サクヤヒメのモチーフとして、私は桜を想定していたのですが、六華自身は椿のような女性だと思います。

  • 花神のまにまに 其ノ二への応援コメント

    綺月 遥 様


    夢見亭のお団子の描写がとてもおいしそうで、なんだかお団子が食べたくなってきました!

    他にも、この物語の初めに六華さんが登場した時から、登場人物ひとりひとりの個性が際立っていて、六華さんと煉さんのやりとりを読んだ時からこの物語に惹かれました。六華さんをはじめ、煉さんや八重、きくさんといったキャラクターたちが素敵だなと思って読み進めていました。
    綺月様は、繊細な描写と丁寧な文章を書かれる方だなと感じました。

    最後まで読み終わってから感想を書かせて頂こうと思ったのですが、今感じたことを今ここに書き記しておきたかったので早速コメントさせていただきました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!夢見亭のお団子は以前京都旅行で見かけた、カラフルなあんこのお団子をイメージしてます!
    登場人物が多く、個性の出し方に苦労していたのでそう言っていただけて本当に嬉しいです!
    励みになります。もしお時間ありましたら、この先もぜひよろしくお願いします!