最後にでも勇気を…

第16話 居られずには居られない死体

安留波風side

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大浪池

　　　　　　　　　　　「で…誰がご飯作る？」

お前はもう作るなよハラハラしながら食べたわ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　意味炉

　　　　　　　　　　　　「いつもどおり静で」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静香矚

「ていうかさ何でこんな大人数で行ったんだろう地下に」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

　「確かに全員でいかんでええやん!名案か〜？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静香矚

　　　　　　　　　　　　　　　　　「…きも」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「は？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静香矚

　　　　　　　　　　　　　　　　　「…しらね」　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

　　　　　　　　　「おい!お前またそれか!静!」

………いつもどおりだな…此奴等…毎回会ったらこんな事が…あるからな…羽原は…まぁいいや

安留波風

「…まぁいいや」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　颯汰等

　　　　　　　「あっ俺彪のところ見てくるわ」

宍道並木

「んじゃ…俺も行こうかな？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

　　　　　　　「…はぁ、、んん〜？あれ？南？」

…さっきまでいたんだけどな…？…てか言い方きもすぎ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　草菜

　　　　　　　「…はい？どうかしましたか？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

　　　　　　　　　　　　　　　　　「南は？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静香矚

　　　　　　　　　　　　　　　「、見てない」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　安留波風

　　　　　　　　　　「もしかしたら部屋かも」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大浪池

「いや彼奴は朝は早いらしいから寝るかな…？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

　　　　　　　　「ｯちょっと家全部探してみる」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　意味炉

「私も手伝う先住民だしよく隠れられる場所は分かるから」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

　　　　　　　　　　　　　「なら俺も行くわ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

「じゃあ彪のところに行ってる人らのことにこの事伝えてくるわ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静香矚

　　　　　　　　　　　　　　　　「分かった」

大浪池

「じゃあ静は朝ごはんを、意味炉と髄様癌と俺は南を探して、宍道並木と颯汰等に羽原は言ってきてこれでいい？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　意味炉　　　　

　　　　　　　　「安留波風と草菜と相馬は？」

大浪池

「んー、？じゃあ余りの人達で静を手伝ってあげてそれが無理なら俺と一緒にパソコンで天誅の五人の事を調べるにしようか」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽原

　　　　　　　　　　　　「じゃあ分かれ！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相馬

　　　　　　　　　「ん〜天誅の五人…って？」

あれ…？言ってなかったけ…？

安留波風

「ん？あぁ…凄い人達の事だよ？さぁって…一緒に調べるよ」

草菜

「はい…、ありがとう御座います」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相馬

　　　　「意外とハッキングとかは上手いから」

安留波風

「…え？」

は？此奴が…？ははまさか

安留波風

「…それは素？それとも…」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相馬

　　　　　　　　　　　　　　　　「素だわ！」

安留波風

「ふぅ〜んま、いいやハッキングするから黙ってて」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　草菜

　　　　　　　　　　　「ふふ…やりましょう」

意味炉side

意味炉

「お〜い南？部屋はいるよ？」

ｶﾞﾁｬ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大浪池

　　　　　　　　　　　　　「…どう？居る？」

意味炉

「…居ない館中探さないといけないからちょっと手空いてる奴引っ張り出してきて」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大浪池

　　　　　　　　　　　　　　　　「分かった」

意味炉

「私は上を中心に探すから」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大浪池

　　　　　　　　　　　　　　　　「分かった」

意味炉

「…南？…」

ｷｨｰこの部屋嫌いなんだよな…古臭くて、

意味炉

「…もしかして部屋にまだ居るの？」

ｶﾁ…なんの音…？

意味炉

「…ｯなにこれ…手紙？もしかして置き手紙？」

ｶｻ

意味炉

「…名前はない、中身見ないと…ね…」

厦嚴黃　沙荳賀美<あいずき　しずがみ>様　

遅れてしまって申し訳御座いません君と会うときは連絡を取ります。

別れたものは取れませんが栞の中にはいい物がありませんか？　

きっと君がいつかの日に死ねるときが来ますように南様へとご伝え宜しくお願いします。

え？いや誰？

意味炉

「厦嚴黃ねぇ…確か威厳の瞳と繋がりが会ったような気がするし南はこの人に会いに行ったんじゃない…この手紙の送られた人が死んだってことを知らせに行ったわけでもない……だからこの人はもう死んでる…そう考えれそうじゃない？…、阿妃<なみ>…か…」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

　　　　　　　　「…聞いたけど調べて欲しい？」　

ｯ…聞かれてた…どうせなら…？、あんたを巻き込んで、しまおう…

意味炉

「髄様癌…草菜を呼んできてくれない？」　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

　　　　　　　　　　　　　　　　「どうして？」　

意味炉

「あの子人殺すの得意じゃなかったけ？」

海外に居たし…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

　　　　　「ふ…知らねぇよでもどうしてだ？」

意味炉

「…南は今日何処かで誰かと会うんだよ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

　　　　　　　　　　　　　　　　　「誰と？」

意味炉

「…知らないでも私達ときっと関係がある人だよ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

「…いいけどさぁ草菜確か俺と話してる時にさお前がさっき言った阿妃っていう言葉口にしてたぜ？」

意味炉

「…死の言葉ってことなんだよ威厳をね…」　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「は？」

……ちょっと今はそんなこと話してる場合じゃないけどきっとこの物語の中で言ってあげるよ…いつか……ね…

意味炉

「…ま、はぁ、いいよ乗った草菜連れてくるけど知らないよ？殺し屋じゃなくても」　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　髄様癌

　　　　　　　　　　「…いいよそれでもね…」

ｶﾞﾁｬﾝ

意味炉

「…いいんだよそれでもきっと南を殺しちゃいけないからだからあの子が殺してもいけないから誰も殺さずに物語が幕を閉じるのだけは嫌なんだよね」

？？？

「…？だから…どうするんですか？」

意味炉

「…草菜…来たんだね」

そして…ごめんね…