第10話 思い掛けないことでも気にする事
_颯汰等side_
颯汰等
「…?机の上に何か?日記?」パラ
9月10日
兄が誰かに殺された通り魔に殺られたらしい兄の影響で書き始めた日記も今日で10冊目だだんだん文字数も多くなってきて苛ついたことも書いてスッキリしてた兄に感謝を伝えたいでも兄は僕のせいで死んだと同じだ俺が兄と喧嘩なんてしなければなんで?意味が分からない小説だって後少しで完成するのに最初に読んでほしかったのになんで…でも日記はやめない兄の意思を継ぎたいんだ
9月11日
兄の遺品を整理していたら兄の日記を見つけた一冊一冊が分厚かった兄の日記を読んで分かった俺は日記だけを持って出て行こう全てだ兄の日記もだ
9月12日
大浪池に拾われた呼び捨てだが構わない良いたまに兄の日記を読むと心が落ち着くそうだコレを読んでいる君に言っておく日記は本棚の一番下の段にあるまず君が今僕の日記を読んでいるとするのなら君は僕に助けを呼ぶだろうでもそのときには僕はなにも出来ないだろうだから日記に残しておいてたんだ日記を全て読むと良いそれが真実に近づくはずだよ
颯汰等
「…パラ…パラパラパラパラパラパタン…自分がやられるのが分かっていた…?日記を見つけよう…!あった部屋に運ぶか」
颯汰等の部屋
颯汰等
「ドサ…重たかった明日に回そう」
トントントン
颯汰等
「!はいなんですか?」
草菜
「あっ夕飯が出来たみたいですよ」
もうそんな時間か
颯汰等
「分かった」
ガチャ
安留波風
「あっ来たあとは静だけか」
?なぜだいない?
颯汰等
「僕呼んできていい?」
よっしゃ
宍道並木
「あぁ良いぞ」
…にしてもなんでその二人なんだ?
颯汰等
「ありがとう」
羽原side
颯汰等が大人みたいだ、なぜだ?…!自分が何歳かを聞いていた気がいやどうだろうか…なら颯汰等は何なんだ?どうゆうことだ?意味が分からないまぁいい
羽原
「…」
南
「先に座っておくか」
羽原
「…」
南
「?羽原」
羽原
「…、!何?」
南
「先に座ろうかって言ったんだけど…?」
羽原
「んわかった先に座るわ」
後で聞いてみよう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます