応援コメント

若狐 天狗に煽られ思いを馳せる」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、なるほど。自分の使える時間の長短が物事の進め方や考え方に影響するというのは確かにそうなのでしょうね。
    人間は100年も生きられないわけですから、どうしても限られた時間を有効に使おうとして合理的で効率的な生き方を迫られる、対して妖怪は人間に比べるとほぼ無限に長い時間を持っているわけですから、その時間の使い方もおのずと違ってくるのでしょう。
    ファンタジー作品などでは長命のエルフ族などは、音楽や芸術といった無限の思考と習熟期間を要する技の達人が多い、という設定がありますが、確かに持ち時間の長短って人生にすごく影響しそうですよね。

    作者からの返信

     ごきげんよう。合理性や効率に関しても、確かに人間と妖怪では違いがあるかもしれませんね。ご指摘の通り、人間は100年も生きる事は難しい訳ですが、妖怪の場合は100年生きて「一人前」になるレベルです。
     それこそ本編では雪羽君と宗一郎さん(島崎君の長兄)は同年代ですが、心身の成長度合いは違いますもんね。
     そんな訳で、妖怪たちは長い年月を生きる者が多いので、その分焦らずにじっくりと腰を据えて色々な事を習得し、道を究めるのが得意なのかもしれません。

     もしかしたら、紅藤様もそうした考えゆえに、若い島崎君を教育しようとしたのかな、とも思いました。