第286話
僕はブタオ
東国の姫との模擬戦は、
不正により負けた…
東国の姫や先公、更には
特級探索者クロノもみんなグルだった。
ちなみに自宅にいた
おばあさんメイドは、
パチンコで破産。
夜逃げさながら急にいなくなってた。
もちろん家の私物は、全部売られてた。
まあ確かに全部あげるって許可出してたしな…
もう一人の僕が(憑依してたクロノ)
けど大丈夫!僕にはダンジョンで稼いだ金がある。
まあ、もう一人の僕が
ダンジョンでがんばって稼いだ金だが、僕の金だ!
とりあえず、たらふく出前して腹を満たす。
模擬戦の疲れもあるからかすぐ眠くなる。
風呂も入らず、
トレーニングもせず、
欲求のまま、ひたすら寝た。
ちなみに風呂はもう1週間は入っていないな。
朝起きて面倒だけど学園には行く。
本当に面倒だけど学歴は大事だ!
日本魔法探索者学園卒業とは、
就職に一切困らない肩書。
まさしくエリートの証だ。
学園にいくと校門あたりで、
ヒソヒソ噂されはじめた僕。
「鬼神ブタオがきたぞ笑」
「模擬戦みたけど実は弱いんじゃね!」
「東国の姫とクロノ特級探索者の模擬戦と
段違いだったしな。」
「キモオ」
「デブオ」
「なんか臭ー!」
「あんなのが首席って笑」
「中等部のとき、いじめられてたらしいよ」
「たしかに鬼神、いや奇人だなww」
「奇人のデブキモブタオだな笑」
チッ!有象無象共が!!
最年少記録保持者
鬼神のブタオ、僕の評判はガタ落ちだった。
ぶん殴ってやりたいが
公の暴力はまずい…
退学とかになれば目も当てられない…
クソっ!と思ってたら
「オイ!!ならお前達は世界ランカー
に勝てるのか?模擬戦すらしてない
奴が偉そうに言うなよ!
あの東国の姫の雷神に一撃で沈まないって、
オレら一年じゃ無理難題だろうがよ!!」
「そうよ!ブタオ君は確かに一撃で負けたけど
立ち向かうこと、挑戦すること自体はすごい
ことだと思う!!」
「ブタオ!次勝て!あと臭う。風呂はいれ!」
と、
いじめっ子ヤンキー、
嘘告幼馴染、
動画撮影ギャルが僕を庇ってくれた…
クソクソクソ!
内心はお前らだってバカにしてるクセに
わかってるんだぞ僕は!!
と、無視して走ってAクラスの教室にはいる。
だが、やはりAクラスも同じく
僕の噂、
悪口かはわからないがやはり期待外れ
だったり落胆的な目にさらされた僕。
おい!!目覚めろ!!
もう一人の僕!!
また、身体貸してやるから!
おい!!
と、僕は一人言を呟くのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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