第260話

オレはブタオなるいじめられっこに

憑依中だ。


いじめっ子ヤンキーの拳と顎を砕き、

目が開けられないほど顔面をボコボコにした。


そして助けなくていいのか?と

クラスメイトの皆に聞いたが、

皆無言。


「残念だったな。誰もお前を、助けないとはな。

まあ女、子どもは手にかけたくないから

オレからしてもよかったがな。

だが。お前も、成人とは言い難い…

だが子どもでもない。

いつでも殺せるがチャンスをやろう!」

と、オレはいじめっ子ヤンキーに言う。


「おねがいひまひゅ

おねがいひまひゅ!

なんでもしまひゅから

殺さないでくらはい

殺さないでくらはい!」

泣きながら懇願してきた。


「わかった。だがいいのか?

仕返し大歓迎だぞ。憲兵を呼んでもいいぞ!

もちろん、ことごとくを返り討ちにし殺すがな!!

それと映像を撮り笑い者だったか?

さあ、どうした?お前ら笑えよ?

笑った奴から

二度と笑えないように顎を粉砕してやるから!

なあ?フハハハハ!!」

と、オレは笑う。

 

だが誰も、警察を呼ばない。

警察が勝てないのが本能でわかる…

動画を撮る余裕もない、生命の危機に

みんな本能からガタガタ身体が

ただ震えてるだけだった…

このブタオは悪魔

いや鬼…いや悪鬼だ…

人間では敵わない…


それこそ世界ランカークラスの探索者でないと…


と、皆思い終始無言。

怒りの矛先が自分にこないのをただ

祈るだけ。

オレはイジメてない、

わたしはいじっただけ、

からかっただけ。

同調圧力で無視しただけと、

本当はしたくなかったと都合のいいように考え

皆自分を正当化しながら心の中で泣いていた。



「無言か…まあいい。

まあ、子どもの責任は親にあると言うからな。

オレはそうとは思わないが、

子どものお前に慈悲をくれてやる!

お前の親に責任を取ってもらおうか!

親を殺すかお前を殺すかのどちらかだな!

それで今までのを精算してやる!

助かりたくば親を差し出してみろ!」


「や、やめて…

やめてくらさい

おねかいします

おねかいします」

砕けた顎で必死に謝るヤンキー


「駄目だ!お前だってオレをいじめてたとき

止めていなかっただろう?

おい!そこの女二人!

こいつの自宅に案内しろ」

と嘘告幼馴染、

動画撮影ギャルに命令した


「「は、はい!だから殺さないで!」」


「わかった。お前達に危害はくわえないが、

事の顛末、自分が仕出かした報いだ。最後まで

見届けろ!いいな!」


オレは鬼の形相で睨みながら

嘘告幼馴染、

動画撮影ギャルに言い

そしていじめっ子ヤンキーをオレは肩に担ぎ

自宅へ案内された。


とりあえず扉を蹴破り

豪邸の自宅に押入った。

「おい!!!こいつの保護者よ!

出てこい!」


「な、なんだね!!君は?

強盗か?」

と、議員バッジをつけた父親らしき人物が

現れた。


「上級国民か?まあいい

オレには関係ない。

こいつはお前の息子か?

ケツを親のお前から取りに来た者だ!」

と、ブタオの身体から赤い湯気

顔面は流血したままだから真っ赤。

そして鬼の形相でオレは言ったのだった。


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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