第258話

オレはブタオなるいじめられっこに

憑依中だ。


いじめっ子ヤンキーに逆襲すべく学校へ行き、

教室へと入った。


すると

「ギャハハハ!」

「ブタオがきたぜ!」

「オレなら自殺してる」

「好きな幼馴染寝取られざまあ!」

「カードコレクションも売られたらしいぜ」

「300万くらいの値がついたらしいぜ」

「昨日はそれで、お前だけがいない

豪勢なクラスパーティーあったんだぜ!」

「おごり!あざーす!また頼むな」

「全国ユーツーブ生放送おめでとう!」

「いや、もうブタオしねよ!きめーな」


クラスの有象無象共がブタオを見て、

大爆笑している。

ブタオが好きだった心の拠り所

幼馴染にも嵌められ嘘告から、さらには寝取られ…


そして命より大事なカードコレクションを

いじめっ子ヤンキーに強奪されていた。


まあユーツーブ生放送は嘘告までの配信だろう。

強奪になれば憲兵が動く可能性があるからな。


こいつらは本当にずる賢い。

度し難いが、さすがに有象無象までには

オレは手を出さない。しかも成人ではないし

かと言って、子供とは言い難いが…

積極的に手にかけなくていいだろう。

あとは面倒だからだ。

ブタオが復讐したいなら勝手にやればいい

そう、好きにしたらいいさ。

身体を返したときにでも。


と、オレは殺害すると決めた

ターゲットのいじめっ子ヤンキー

が来るまでドカッと机に足を放り投げ

無言で腕を組み椅子に、すわった。


ちなみにオレはクロノで学生のとき、

同じFクラスのヤンキーを殺害しているが

16歳以上は成人扱いだ。(自国異世界では)

ここは中等部。

あと今回はブタオに対する悪意だから、

あまり積極的に殺害する意欲が沸かないオレ。

子どもを手にかけるのは一応躊躇われるからだ。

よっぽどの理由、家族が害されるなど以外は

仕置レベルでいいだろう。



「お、おい…なんかあいつ態度でかくないか?」

「開き直ったか?ブタオのくせに!」

「オレらだけで先にいじめてやるか?」

「ああ、そうだな!」


と背後から悪意を感じとるオレ



オレは息を大きく吸い

「動くな!!!!!!!!」と

ブタオの巨漢ゆえの肺活量から大声を発した


窓ガラスがビリビリ響き

そして有象無象のクラスメイト共は耳を

抑えうずくまる


オレを背後から奇襲しようとやつらは

近づきすぎたせいで、

耳から出血。鼓膜が破れ

耳が聞こえなくなり、のたうち回っていた。


そんな中

「ガラガラ」

っと戸が、横にスライドされ

いじめっ子ヤンキーが、

動画撮影ギャルと嘘告幼馴染の

肩に片手ずつ回しながら教室へと

入ってきた。


「お、おい、皆なにしてるんだ?

さっきすげー轟音が聞こえてきたぜ?」

と、皆が耳を抑えうずくまるのを見て

不思議に思ったいじめっ子ヤンキー


オレは椅子から立ち上げり

「お前が来るのを待ちわびていたぞ!!!!」

と、身体から怒りの湯気をだし

いじめっ子ヤンキーを睨みつけ

ゆっくりと歩き出したのだった。



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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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