第163話 42〜43階層 クロノ 魔法少女ギルドカード
同接は100万くらい
なかなか多かった。
人類未到達最高地点だからだろう。
そして奈落42階層からスタートだ。
魔物は金ピカゴーレム
ゴールデンゴーレムといったところか。
最初は様子見で
遠距離から魔法少女がファイアを放つが
ノーダメージだった。
オレは血塗られた愛刀から血の斬撃を繰り出し
ゴーレムのウデを両断したが
金ピカゴーレムは腕を取りくっつけた。
何事もなかったかのように佇んでいる。
もちろんオレがチカラを出せば一瞬で消し飛ぶが、
ダンジョンもついでに崩壊しそうだ。
ダンジョンだけですめばいいが…
「ファイアを二発ゴーレムに!」
と魔法少女に指示を出す。
「わかった」
ファイアを二発放った
魔法少女
オレはタイミングを合わせ
抜刀の構えのまま駆けた。
ファイアがゴーレムに当たる瞬間抜刀
抜刀術、秘剣 焔
を繰り出す。血塗られた愛刀にファイアを纏わせて
ただそれだけだとゴーレムは再生する。
なので一撃目の斬撃で
ゴーレムの核をむき出しにした。
2撃目に遅れてきたファイアを鞘に
まとわせ、核を粉砕した。
抜刀術 秘剣 焔の二段構え!
だ。
血塗られた愛刀がドクン!と脈打ち
喜んでいるみたいだ。
「ナイス!クロノ」
「ああ。」
と魔法少女に抱きしめられた。
(ま、まじか?すげえ…)
(カッコいい技だった)
(魔法少女ちゃんとの仲認めてやるでゅふ…
し、仕方なくでゅふ…)
(黒騎士より強いかも知れんな…)
(すごいです!クロノさん)聖女
(Fクラスの補欠め!許さん!
許さん!魔法少女ちゃんは僕の愛人だぞ )勇者
(兄上カッコいい!)生徒会長
(クロノサンを今度お祝いしたいデス!)
アメリカ少女
(孫を、末永くよろしくお願いしますじゃ)学園長
つぎは
43階層だ。
機械兵
手が20本くらいあり
それぞれに武器を構えてる
中には弓や投擲用のナイフ。
やはり遠距離の後衛、魔法少女を狙ってきた
オレは庇いに前線から後退。
血塗られた愛刀で全て受け魔法少女を守る。
「ごめんクロノ…」
申し訳なさそうな魔法少女
「気にするな。」
ただ拉致があかない…。
チカラを制限しなければ
守りながらでも一瞬に押しつぶせるが
剣の技量を磨きたく修行中の身だ。
魔物は手が20本あり、遠距離にも対応してる
機械兵。万が一、後ろの魔法少女に被弾したら
事だしな…。
「…撤退だ。」
「う、うん…ごめんなさい」
申し訳なさか、顔をうつむかせた
魔法少女
奈落43階層
敗戦したのだった。
(あーあ、はじめて失敗かあ…)
(いや、クロノ一人なら勝てるんだろ?)
(魔法少女いらなくね?)
(だな、まあ、わりと最初らへんから
足手まといだったからな!)
(がんばれ!つぎは負けるな!)
(お疲れ様でした、相性が悪かったですね)聖女
(あーはっはっは!攻略失敗してやんの!
ざまあ!)勇者
(残念だった…兄上今度一緒に鍛錬しよう!)
生徒会長
(何度も挑戦出来マス。今日はお疲れ様でした!
あと最高記録到達おめでとうございマス。)
アメリカ少女
(命を大事に。だのう…孫を守ってくれて
ありがとう)学園長
ギルドへ転移で帰還した。
少し気まずいが
専属受付嬢の元へ
オレは
「魔石を折半で頼む」と言う。
前に食事をしたとき絡んできた半グレを目の前で
地割れに落とし、ぺちゃんこにして殺したからな。
顔を青ざめさせて引かれてた…別に違う受付でも
よかったが、一応今日もいたからつい癖で…
行ってしまった。
「ク、クロノ様…先日は失礼をしてしまい…
そのずっと謝りたく…」
専属受付嬢
「わたし前、言ったよね?二度と現れないでって?
消えてって?」魔法少女
前のクロノに対する専属受付嬢の態度が
気に入らなく激怒していた。
「ですから…きちんと謝罪をと」
専属受付嬢
「いらないから受付変えて!」
「いえ、あなたに謝罪はしてないのですが?
それにお仕事ですから、妹様に担当を変える
権限はありませんよ!」
なんかヒートアップしてきたから
オレはそそくさと立ち去る…
「それにクロノ様の配信見させて
もらってましたが、
妹様、さすがに足手まといすぎでは?
パーティー解散されては?」
「なんで受付如きに言われないといけないの?
関係ないじゃん!」
「その言葉そっくりそのままお返し、しますよ!」
「うざっ!何この年増!まわりに色目ばっかり
使ってるくせに!マジでウザい!」
「生意気なガキ!胸もないくせに!」
「うるさい!とりあえずクロノに
近づかないでね!外見や功績でしか
見てないくせに!」
と捨て台詞を吐いて
先に出たクロノを追った。
氏名 姓クロノ 名キシ
技能レベルや、功績 経験歴
世界初特級探索者
剣(刀)の達人
三段突き 九頭竜突き
秘剣焔(魔法少女との複合技)
抜刀術二段構え
パーティー在籍中 現在2名
最高到達階層 43 達成歴代パーティー1番目
現最高到達記録保持者 43階層敗退
残金3億6409万8000円
ギルドラランキング 35位
魔法少女 ギルドカード
技能レベルや、功績 経験歴
元ランキング1位 勇者パーティー在籍歴有
遠距離魔法
火 火炎大車輪(クロノとの複合技)
上級者
最高到達階層 43 達成歴代パーティー1番目
現最高到達記録保持者 43階層敗退
ギルドランキング 35位
2番目
最高到達階層深層39階層
40階層ボス敗退
聖女 厨二病メイド 黒騎士(同行者)
ギルドランキング6位
3番目
最高到達階層深層38階層
アメリカ少女 アメリカ男子 エキストラ達
ギルドランキング1位
4番目
最高到達階層深層36階層
生徒会長 生徒会メンバー
ギルドランキング3位
5番目
最高到達階層深層34階層
勇者 タンク
ギルドランキング101位
ランキングは強さではなく
あくまでギルドに対しての
パーティー貢献度。
とりあえず聖女が言ってた
露天風呂へ行くか…と思ったオレ
「待って!クロノ!」
「ああ」
「露天風呂行くの?」
「ああ」
「一緒に行く」
「ああ」
日本魔法探索者学園の敷地内
女子寮の隣に建物が出来ていた。
聖女がお礼にと手配してくれた
露天風呂だ。
総理にもらった黒騎士のときの
高級旅館風、別荘にある
露天風呂よりは小さいが
それでも10人くらいはゆっくり入れそうな
広さだった。
脱衣所はあるが男女別れてはいない。
元々オレ個人で使う用だからな。
着替えの下着や浴衣もあり
気が効くことで…。
魔法少女と掛け湯をし、
身体を洗い湯につかる
「ふうー極楽だ!」
「気持ちいいね」
「ああ、聖女には感謝だな」
「本当はわたしが用意したかった。
なのに…恩着せがましく…。」
「まぁ、いいではないか!
いまはいい湯を堪能しよう」
と魔法少女と仲良く露天風呂の湯に
浸かったのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
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