第161話

半グレに専属受付嬢を貸せと言われたが

彼女は嫌がった。

だから無理だと伝えたら悪意のある蹴りが

オレに来た。

オレはどうやって殺すか考えてた。

魔法少女と専属受付嬢にオレの

両手をしがみつかれている。


手は使えないから…

なら足か!とオレは地面を踏み抜く。

ピンポイントで半グレの足元に地割れを起こした。

落下した半グレ

「う、うわー!! た、助け…」

オレはまた違うほうの地面を踏み抜き

地割れを元に戻しぺちゃんこにした。


よく自国のメイド長と戦うときにしてた。

メイド長は影によく潜むからな。


「…」顔が青ざめる専属受付嬢

「ナイスクロノ!」

喜ぶ魔法少女


「ああ…」


「こ、殺したんですか?」

オレにしがみついて腕を離した専属受付嬢



「ああ」


「そ、そんな…」

顔が更に青ざめはじめる

専属受付嬢


「あなた助けてもらってお礼も言えないの?

それにそこまでしなくてもって顔

してるけど、それならさっきの半グレについて

いけばよかったのに!」

魔法少女



「いや…いい。そう言ってやるな。

普通の反応だろう…。お前が送ってやって

くれ。おれは先に帰り鍛錬しとく。」

と魔法少女へ言い、一人先にオレは立ち去った。



「結局あなたはクロノの外見や功績しか

見てない!もうわたし達の目の前から

消えて!本当に不愉快!ウザすぎ!

さっさとタクシー乗せるから! 

クロノといれる貴重な時間の無駄!」

と怒りをあらわにする魔法少女


「…」依然顔が青ざめてる

専属受付嬢


無理やり魔法少女に手を引っ張られタクシーに

乱暴に押し込められた

「なに被害者ぶってんの?マジでウザっ!

性格キモすぎなんだけど!もちろん顔も!」

と魔法少女に言われ扉を乱暴に閉められる。



タクシー

「お客さん、どちらまで?」


「う、う、う…」

急に泣き出した専属受付嬢


「はぁ…まあ人生いろいろあるからね、

焦らなくていい…ゆっくり待ちますから。」

とおじいさんは良いタクシードライバーだった。



日本魔法探索者学園


クロノのときは女子寮に魔法少女と一緒に

住んでる。

先の専属受付嬢と魔法少女との夕食を終え

学園の修練場で心を落ち着かせ血塗られた愛刀を

素振りするオレ。空気を斬る音が心地よい。

汗が地面に落ちる。

雑音が一切聞こえなくなる。



どれぐらい素振りしていたかはわからない

すると

「クロノ!学校いく時間になるから

ご飯やお風呂入ろう。

長い時間訓練してたんだね。」

魔法少女だ。


昨日専属受付嬢と魔法少女とのご飯を

食べたのが夕方だった

それから次の日になってたか…。

半日くらい素振りしてたみたいだ…。

集中してるとあっという間だ。

まぁ、(無)の空間で永遠に近い時間、肉体の修行をしていたオレからしたらこんな時間瞬きにも

及ばないが…

ちなみに、なら刀の修行もそこでって思うが

血塗られた愛刀にはいろいろな景色、世界を

見せると約束したからな。


「ずっと待ってたのか?」


「もちろん!ずっと静かに眺めてた。」


「帰ってて良かったのに…眠くないか?」


「大丈夫!クロノといるだけで元気だから!」


「そうか…では風呂に入り

飯食ってから学校いくか…。」


「うん!帰ろ!」


ちなみに絡んで来た半グレは

防犯カメラにより、地割れ事故として

処理された。一応警察がそのときクロノと揉めてる

映像も記録されており、話が

聞きたく調書をと行こうとしたら

なぜか上から待ったがかかり、調書は不要。

事故で処理せよとのお達しが来たのだった。



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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m











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