第131話

ゆっくり寝てたのに

高級旅館風オレの別荘に

何者かが近づく気配を感じた…。

悪意はない、様子を伺ってるな…

前にも、侵入者騒動があったときは

オレ抜きで対処できてたし…

今回も、よろしく!

またオレは寝た…。

お休みー!





全身黒ずくめの侵入者は

黒騎士邸の敷地外から眺めていた。

「ここはなんか違うそうっスね…」

「ん…調査はしてみないと

まだわからないけど…」

二人組、男か女かもわからない。

悪党や悪徳政治、不正企業から盗みを

働いてるみたいだ。


「けど、なんとなくちょっと身震いする

っスね、番犬でもいるっスかね?」

「強い気配は感じる…

深追いは禁物…」

そして大きな門あたりまで忍び寄る侵入者

の二人。


そして音もなく

侵入しようとしたとき…


ただの石像の目が赤く光る

こぶしを振り下ろして来た!!


「うわっ!びっくりしたっス!!」

「門番だったの?ゴーレム系魔道具?」

避けた侵入者二人。



ただ、どうしても動きに素早いキレがない

うごくせきぞう。

ずっと攻撃が躱されてれていた…。


侵入者は破壊するか躱しながら悩んでいた…

と、

後ろから投擲の気配…

躱すと、杭にチェーンが着いていた。



「いらっしゃいませ。侵入者の方々

夜中に歓迎は出来ないですけどね」

厨二病メイド



「…」

「…」


「侵入者の方はこれで2回目なんですよね…

ご主人様に仇なす者はどんな方で

あろうと許しません。」


また杭を投擲…

するが即、矢で落とされる。




「なっ!?」明らかに前の侵入者より

強い!! 

少し毛色が違う…

どこの国…?



っと、

後ろからもう既に斧が振りかぶられていた。


「くっ!速い!!」

厨二病メイドはカスってしまい

ダメージを負い転がる。

すると、矢が両腕に3本ずつ刺さった


「ぐぁっ!」魔眼も使いたかったが

その前に完封される…


それに敢えて致命傷にならないように

腕を狙ってきてた?!

なにが目的??


と、遅れて聖女が来た。

「すみません、遅れて来て!

って大丈夫ですか?すぐ回復します。」


距離をとってる黙って佇む黒ずくめの二人。

追撃はしてこない。

どことなく余裕がある。



「助かりました。聖女様。

この、侵入者強いです…ご警戒を…」


「うん…。」杖を構える聖女


お互い様子を見てる…

侵入者側から、攻撃はしてこない…。


と、ドシンっ! ドシンっ!

ドシンっ! ドシンっ! 

重量級の足音がした

「きゅお!」ドラゴンも到着した。

最強の助っ人だ。



「…あれはヤバイッスね!」

「撤退!」

侵入者が言う


「ドラゴンちゃん逃さないで!」

聖女が言う。


「ギャオオオオォォ」ドラゴンクローを

繰り出すドラゴン。


「ウオオオオォオオォっス!

ヤバイッス!」

侵入者の片割れは斧で受け止めては

いるが、明らかにチカラ負けしてる。

踏ん張りが効かず吹き飛ばされる寸前だ。


「くっ!」侵入者のもう一人が弓矢をドラゴンに

放つ。すごい連射だ

魔法の弓から放たれる千矢。


サウザンドレインが

ドラゴンの頭上に降り注ぐ。


被弾するがノーダメージのドラゴン。

もとい神竜だ。

神の末席に連なる神の竜。

矮小な人間の技などノーダメージだ!


ドラゴンがブレスを吐こうとしたそのとき…

あちらに三人目の侵入者が転移して来てた…。

いや黒ずくめは同じなのだが明らかに

大型?人間ではなさそうだ…。

四足歩行?


ドラゴンブレスより先に

「ガアアアアアァアァ!!!!!」

と凄まじい咆哮が来た!!


ドラゴンはまずいと思い、

メイド、聖女を庇いに戻りツバサで

ガードしたのだった…。


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m






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