第122話 36〜37階層
見事な連携で魔物を倒して
魔法少女がオレのほうに小走りで来た。
トテトテ…と。
ハイタッチかと思い、手を出したが
素通りから頬にキスをされた。
全国に配信中でだ。
(ま、まじか??)
(羨ましいキッス照)
(魔法少女ちゃんのファンやめます!)
(あれ?黒騎士のこと好きって言ってたよね?)
(うわー!)聖女
(Fクラスの補欠め!許さん!
決闘だ!魔法少女ちゃんは僕の愛人だぞ!)勇者
(ちょっと…う、羨ましいな…)生徒会長
(ま、まぁキスはアメリカでは挨拶デスから!)
アメリカ少女
(孫を、末永くよろしくお願いしますじゃ)学園長
「今まで黒騎士好きって言ったけど…もちろん
今でも感謝や恩、憧れはある!けど、
クロノは結婚を、したいほど好きなの。
黒騎士に借りてたマントも、もう返した。」
魔法少女
「…」
あ、黒騎士のときのマント返して
くれたんだ…。けどデコレーションしてたよね?
もういらんわ!
とは言えなかった…
今は黒騎士ではなくクロノのオレ…。
「次いこ!」
と魔法少女が手を繋いできた。
そして深層36階層
リッチだ。
一応物理が効かない魔物か…
まぁオレには関係ないが。
魔法少女を活躍させるか…
黒騎士のときもこんな感じで
聖女に活躍させてたしな。
「リッチに特大ファイアだ!」
「うん」魔法少女
オレの後ろからデカイ火の玉が
リッチめがけ飛ぶ。
ちょうど間にいるオレ。
空中で特大ファイアを血塗られた愛刀にまとわせ
グルグルその場で大回転
火炎大車輪だ!
あくまでも今回は火の魔法で倒そう。
火の魔法、火炎大車輪
をリッチめがけ放つ。
リッチが渦に巻き込まれ
あっさり消滅、魔石になった。
手助けはしたが
この火力の元は魔法少女の魔力だ
たくさん今まで努力してきたのだろう。
だから
「よくやった。今倒したのは
お前の今までした努力だ。」
とオレは褒めた。
「クロノはいつも、わたしの内面を見てくれる。
そういうとこも大好き!!」
と魔法少女は抱き着いてきた。
「ああ、次の階層で今日はおわるか……」
抱きついて頬ずりしてきてるから
そのままオレは魔法少女を片腕で抱えて持ち上げ
次の階層へ歩いた。
深層37階層は
サイクロプス。
1つ目の大きい魔物だ。
さっきは魔法少女が活躍したから
今度は一人でやりたい。
チラッと顔を見たら理解してくれたように
頷き後ろに下がる魔法少女。
本当にツーカーの仲、
おしどり夫婦みたいに長年連れ添った
雰囲気が出てた。
抜刀の構えをするオレ
そして駆ける。
サイクロプスが目からビームしてきたが、
抜刀術でビームを両断した
そして準備していた鞘で二撃目を放ち
粉砕した。
あっさり魔石になったのだった。
今日はこれくらいにして帰るかと
魔法少女とギルドへ帰還した
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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