第121話

クロノの仮面がダサい 気持ち悪いと 

笑ったイキリ生徒。

鎧さん もとい仮面が

何もない空間から漆黒のモヤを出し

棘で貫いたのだ。クロノの仕業

とはバレていない。


超常現象の死亡事故扱いになり

学校はとりあえず休校。


ダンジョンで待ち合わせしている

クロノ


「お待たせ」魔法少女


「ああ」オレ


「ねえFクラス 事故で死人が出たって聞いた。

大丈夫だった? 超常現象らしいけど。」


「ああ、はじめて聞いた」


「同じクラスなのに?」


「ああ」


「そっか、今日から35階層だったよね

先にいつの間にかいってるんだもん

ぷんぷん!」可愛く怒る魔法少女


二人では30階層ボスまでだが

クロノが日本に来た日、先に

34階層までクリアしてた。


「ああ、すまない」



「許してあげる

わたし聖女と違って寛容な女になるって決めた

から。」


「…」

これはケンカしてるな

と察したオレ。

巻き込まれたくないから敢えてなにも言わない。


深層35階層



いまは魔法少女とダンジョン配信中だ


「…」


「…」


(はじまってるよ?)

(おーい)

(魔法少女ちゃん久しぶり あれ相方

仮面つけてたっけ?)

(一時期体調不良だったみたいだが

治ってよかった)

(クロノさんお久しぶりです!)聖女

(パッとしないFクラスの補欠め!

またノコノコ戻ってきたか? 仮面なんかつけて

カッコつけるな!)勇者

(クロノ君 初対面ですらまだないが

模擬戦しないか?)生徒会長

(クロノサンはじめまして、また見に来ました

がんばってください!)アメリカ少女

(また孫を、よろしくお願いしますじゃ)学園長



無言からはじまる配信

挨拶とか決めてないし、

配信に向けてする気もない。



同接は10万くらい

深層35層階層攻略にしては少ないかも知れない

最前線組40階層 黒騎士 聖女 厨二病メイド

が一番観覧数が多い。


深層35階層

フルプレートのオークだ。

前衛がオレ


後衛が、魔法少女

お互い掛け声はない

オレが左に駆ける

フルプレートオークは右側にいる。


後衛の魔法少女が、ファイアを二発まずは右


遅れて左に放つ


右側にいるフルプレートオーク

がファイアを避けて左側にきた

正面にはすでにもうオレが

血塗られた愛刀を振りかぶってる


魔法少女の遅れた二発目のファイアが

振りかぶってる血塗られた愛刀にかかる、

秘剣 焔となり そのまま斬撃を

繰り出しオークのフルプレートごと一刀両断した。

そして燃えさかり 跡形もなく消滅し

魔石となった。


「やった!やっぱり私達相性ピッタリ!

愛しあってる。」魔法少女が

こちらに喜びながら来た。


またハイタッチでもするのかなあと

片手を出したが

素通り…


「チュ」


頬にキスだった。


「本当は唇にしたいけど

配信中だから我慢した。」 


コンプライアンス的なのかな?

と思ったオレだった。



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m



 







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