第104話

オレは東国の姫と身体を

朝方まで何度も重ね続けていた。

疲れてしまったのか東国の姫はゆっくり寝てる。


その間に元いた牢屋にオレは戻った。


しばらくして

「出るでござる!」自警団もとい

いまは国直属部隊の局長が迎えにきた。


そして広い河原に連れてこられた。

向かい合うは 先ほど幾度となく身体を重ねた

東国の姫

武道大会決勝で使用した

家宝 雷神の刀を腰にさしていた。

ちなみに神器らしいがオレはよくわかっていない。


国主を真ん中に

東国の姫を支持 穏健派。

戦争し国土を広げ国主の座を狙う将軍派。


きっぱり別れて見に来ていた。 

まわりには

見届人やら野次馬 一般国民も多数来ていた。


前に来たとき世話になった自警団なる

国直属部隊は

残念ながら将軍派に全員いた…。

前に一緒に模擬戦をした

突きに特化した三番隊組長の姿もある…

本当に残念だよ…。


まずは国主が

「廃嫡された王子よ。

お主は江戸お抱えの国直属部隊なる組織

一番隊組長を殺害 逃亡で間違はいないな?」


「ああ」


「よって貴国と戦争となろうとはしたが

双方被害が甚大になる…

よって国の代表者1名が 死闘し

死をもって決着とする。

それで戦争は無しだ。

双方異論はあるか?」国主


「「ない!」」

オレと東国の姫がそう宣誓した。


オレはちなみに無手だ

神器がある東国の姫が圧倒的有利に見えるだろう

そもそも東国の姫はこのお江戸で一番強いと

有名だった。初めて知った…

武闘大会のときはてんで弱かったが…

最初はパパン王が雇った役者かと

思ってたくらいだ…

逆にオレは魔力0ボンクラ王子で

有名だからな。


英雄王の息子を討ったとなればさらに

将軍派は他国への戦争と 

勢いをつけるであろう…

が、そうはさせん!!!



「では双方はじめ!!」

国主より腕が、振り下ろされ開始の合図がされた。


「「…」」

お互い無言で見つめあう二人…


 


東国の姫が刀を抜き

雷をまとわせた。

バチバチバチ、といってる。


身体を重ねた今だからか

なんとなくか…

東国の姫の行動がわかってしまったオレ。



「お主を愛しておる。ありがとう」

と東国の姫は自分の心臓めがけ刀を差し…

自害しようとするが…








オレが誰の目にも映らない速度

瞬神で近づき手で刀を止めた。

そしてチカラを入れ神器を粉砕した。


「目をしばらく瞑れ!!!」

そして東国の姫に覇気で命令した。

自分の意思に関係なく目を閉じさせた。




「起きろ!!一番隊組長!!!!」

オレが血塗られた愛刀の真名を叫ぶと

異空間から血塗られた愛刀が

勝手に出てきた。

「全員殺せ! 敵は皆殺しだ!!!」


血塗られた愛刀が激しく脈を

打ち続けていき

刀から血が滴り落ちる

どんどん量が増える。


その血が

将軍派がいる場所全員…


その中に含まれる

前来た時にお世話になった自警団

いまは国直属部隊全員将軍派閥だ。

相変わらず白袖 水色の羽織を着ていた。


その場所めがけ血の雨が降り注いだ。


声を発することすら許さず

綺麗さっぱり跡形もなく敵は全員蒸発。

血の雨は 同僚を手にかけ

一番隊組長が血の涙を流しているように見えた。


これでもう内乱 反乱分子はもういまい。


反乱が悪いわけではない

むしろパパン王も、推奨している。

だが結局野望を持てど

それ以上のチカラによって滅ぼされる

結局は身の丈にあった野望を…だな。

もちろんパパン王やオレも

いつかはそれ以上のチカラに討たる覚悟はある。


だがそれでもチカラで支配し続けている。

大事な者をる守り続けるために…


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m





















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る