第59話

三番隊組長と模擬戦をし

新必殺技を会得したオレ。

たまには散歩がてら

ドラゴンとお江戸を見たい。


オレの衣装

白袖に、水色の羽織を着て

ドラゴンの背に乗った


漆黒のアーマード ドラゴン

まさかのカラーチェンジ

漆黒のフルプレートこと

鎧さんが気を利かしてくれた。

袖淵は白 外装は水色の

アーマード ドラゴン自警団になった。


これなら味方ってわかるだろう

仲間外れは良くない!


離陸しようとしたら

「おーい!!何してるんだい?」

一番隊組長


「散歩…じゃなく…見回りだ」オレ


「なら一緒にいこうよ」



ドラゴンに目をやると

縦に頷く 

一番隊組長を乗せていいみたいだ。


顎をクイッと一番隊組長のほうへ

ドラゴンに向けてしたオレ


ドラゴンは一番隊組長 

首の後ろの羽織を咥え

背に乗せた

「わわわわ!!ひ、ビックリした

ありがとう。」


「よし!!離陸だ!!」

ドラゴンに言うオレ


空高く舞う


そしてお江戸を旋回する


「すごく気持ちいいね

本当にいい景色だよ。」

一番隊組長


「お前の国だろうに」オレ


「そうだね、ただ内乱になりそうなんだ。

スパイも紛れ込んでる 

僕はどこまでやれるか…」


「そうか」


ん…同じ羽織の隊士達が

人を追い回してる


今言ってたスパイかな?

ブレスはまずい! 

町が火の海になる。

なら着陸だ!


よし!

「つばさで打て!!」

とブリーダー気分なオレ



「ひいいいい!!ぐぎゃ!」

あっさり引き裂かれたスパイ


「さすが!この竜もすごいね!

正直…人では敵わないね」一番隊組長


「当たり前だ!オレ氏の家族だからな!

だが…洗練されたお前の剣技は美しい…」


「ありがとう 嬉しいよ…。

ねえ! 友達になろうよ!」


「だめだ!!オレ氏は…」



王子だとは言えない…

友達一人もいないから、本当はほしい。

けど大陸を征服している王の息子

王子といえば、オレを見る目が変わりそうで

嫌だ!

しかも今回はパパンに言われて来ただけ。

国主に手紙を渡すという。

終わればすぐ帰る、もう来ることはない…

それに一番隊組長と言う役職者だ!

任務もあるだろう…

あまり親しくなりすぎたら

別れがつらくなるだけだ。


「そっか…ごめんね。

今日は夜中任務があるんだ

ひょっとしたらもう

僕は帰って来れないかも知れない…」


「許さん!!最初のお前との戦いで命令しただろ! オレ氏が超えるまでは死ぬことは許さない!」


目を見開いた一番隊組長

「そうだね! 命令なら仕方ない。

はぁ…一体どっちが組長なんだか…」

儚げにそらを見上げていた。





最近僕は咳が出る…

吐血がある

けど身体はまだ動く!


今日はスパイを拷問した隊からの報告があった。

内乱の主犯各がわかったらしい。

そして町に火を放つみたいだ! 

させない…!

夜中

スパイが潜伏先の旅館にいることが

わかり突入する命が局長より下った。

生きて帰れるかはわからない…

だが一番隊組長の名に懸け 

負けるわけには行かない!!


生きて帰るよう命令もされてるんだ僕は!!


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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