第35話

ギルドマスター代理応接室内



ちゃっかり不祥事の責任を取ってるようで

取ってなかった元ギルドマスター

現ギルドマスター代理が黒騎士を案内していた。


またギルドマスターは

総理にメッセージアプリラーインをして

到着を待ってた。



「うまいな、なかなか美味だ!

このウーバーイーツという食べ物は」

と黒騎士バージョンのオレ


「よ、良かった、満足してもらえなによりだ」


と、お詫びの食事にありついていた。


黒騎士バージョンは

顔はフルプレートヘルムで隠したまま

食事をするときは口元だけが自動で開くのだ

食事が終わりコーヒーを飲んでたら

「して…黒騎士殿 

今回はなにかご要件はおありかな?」

とギルドマスターが尋ねてきた。


「…」



暇だからまた遊びに来た! と言いたい

けどなぜか、かっこ悪そうで言えないオレ…


「ぜ、前回と同様ですかな?」

日本の様子を見に来たと

思ってるギルドマスター



前回とかは知らんわ!オレ


まあいいや!適当に頷いとこ。






ただギルドマスターは日本の価値や味方をするのに値するか黒騎士が様子を見に来てると勘違いしてる


絶対に日本の味方にしたい

ギルドマスターも総理もそう思っている。



「こちらは黒騎士殿の 地位とは言えないのだが

、特別なポストを御用意している

もちろん謝礼も相応のもの、

またはご要望を可能な限り叶える準備がしてある」

とりあえず総理が来るまで勝手には決めれないが

話は進め段取りをとるギルドマスター。


「わたしに何をさせたい?」


「一番は貴殿の武力をこの小国の政府に

振るわないで頂きたい! 次に一般国民にも」


オレの武力? 魔力0だから弱い部類だよ?

まあ身体は鍛えてはいるから大柄だしな…

フルプレートも装備してるから、

確かに強そうにみえるか…


「わかった、ただやられたらやり返すし、

好きなようには行動する!

大事なものを傷付けられたりしたら、

わたしは自分が死ぬまで報復し続ける、

絶対にだ!!!!」


ちょっと感情が漏れたオレ

覇気を出してしまい

ビリビリビリビリっちょっと部屋が揺れる


震度4程度だった。




元ギルドマスターことわたしは

空気が凍る感覚を味わった

い、息ができない…

「ひっっっ!!あ、あ、ああ!もちろんだとも

無差別ではない、それが聞けただけでありがたい」

深呼吸する。な、なんだったのだ?今のは…


「それで??」


「え?」


「それだけではあるまい?」



「あ、ああ…順番でいうと二番目のお願いになる

 この小国滅亡の危機、なにか有事の際 

協力要請をさせて頂きたい。

もちろん内容を聞いて判断してもらって大丈夫だ」



国の危機かぁ… 

もちろんオレになにも出来る訳ない

基本的にパパンに丸投げだし

まあ内容を聞いて判断 

決定権がこちらにあるならいいか!


「わかった」

とオレは了承した。

大丈夫!どうせ全部断るから


「本当か!助かる… 


して謝礼だが…」 

と、ギルドマスターが言ってきた。


「え?」

オレ

え?いやいやこれで謝礼もらえんの?

結局オレなにもしなくていいじゃん。

なんか怪しい…


「な、なにかな?謝礼の話はまだ不要だったかな?」

冷や汗をかくギルドマスター

なにか不興を買ったか心配になっている。



「まだなにかあろう!! 言え!」

あぶねー騙されるとこだったわ!と、オレは

思った。


「お、お見通しだったかさすが黒騎士殿」

冷汗をぬぐうギルドマスター


「当たり前だ!」

タダでなんかくれるって一番怪しいからな!!


「ただこれはわたしの話ではなく…」

と歯切れが悪いギルドマスター


すると 


コンコン 


「失礼するよ。」

日本国の総理が来たのだった。


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る