第23話
次の日
オレが武闘大会に出場する日&閉会式
トーナメント表を見た。
8人選手がいた。
そして優勝者の横に乱暴に付け足したように
線が伸び
シードのオレと対戦ってなってた。
元々決勝と書かれていた文字にはバツ印がついて
オレとの対戦 こっちが決勝と追加に殴り書き
されていた
誰がどうみてもわかる…
不正だ!
わかりやすすぎる…
「まじか…いや確かにシードでって、
パパンに頼んだが…」
いきなり決勝って大丈夫か?
オレ一回戦で負けても準優勝なんだが…
まあいいか!もう今さらごねてもどうにもならん。
元々戦うの面倒で、
つまらんからシードにって頼んだ訳だから
構うもんか…
構うもんか…
かまうもん…
コンコン
「あーい!」
「失礼致します。おはようございます坊ちゃま。」
メイド長
「おはよ」
「大会用のお召し物お持ち致しました。
決勝戦に行かれる際は、こちらを持って
受付より控え室を案内させます。
それから呼ばれたらご入場ください
予定は15時になっております」
「オッケー」
「くれぐれも試合直前に着てください。」
「え?いま着ようとしたのに…」
「強力なデバフ時間が…、あ、コホンコホン!
いえ、スポンサーの意向にてございます」
「ん?ま、いいか。 わかった」
「では失礼致します。」
王が王子に勝つための不正
王宮魔法師団100人分デバフてんこ盛り
スポンサー衣装の装備だった
「昼過ぎからかあ…二度寝してからいくか…」
とオレはまた寝た。
そのころ
武闘大会会場
準決勝
「はあっっ!!」
「うぐっ」ぱたり
「おーっと東国の姫選手
またまた一太刀だあ
決勝進出がきまったー!!」とリポーター
「わー」
「すげーな」
「美しい」
「別格だ」と観客が騒いでいる
「ったりめーだろ! オレたちの国の姫だぜ」
「全部一太刀」
「この国大丈夫かあ?てんで弱いじゃんか!」
「この国の王様は世界を統べる英雄とかいってるが
嘘なんじゃないか!」
「ゲラゲラ ちげーね」
大声で笑う観客席
東国サイド 皆袴姿。 腰には刀を携えてた
(王子視点ではパリピコスプレ軍団)
「けど決勝はその英雄王の御子息
王子とみたいですね」と
トーナメント表を見ながら侍女
「なんだこのあからさまな不正は?」
「取ってつけたようにいきなりこの国の王子だけは予選も無しに一回戦目で決勝だあ?!」
「あほか(笑)」
「やばすぎだろ」
「まあ一回戦敗退でも、
準優勝だったとか周りに自慢すんのかあ
あーはっはっ(笑)」
観客席 東国サイド
いや東国サイドだけではない
会場全体が不正を発見しそんな空気になっていた。
なぜなら東国の姫の剣技 美しさ 強さ
準決勝ですら一太刀で相手に勝ち
別格なのが会場を魅力していたからだ。
予選も、トーナメントも出ない
親の権力しかない王子 魔力0でも有名
自国民ですら 9割以上いや、
次の決勝戦までには9.9割は東国の姫を
応援しようとみんな思ってたのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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