私の眼が見ている世界

アンリ

第1話

この世界は不思議があふれている。

たとえば、魔法。

魔法はこの世界にはない、架空の存在だと人々は証明されたと思っている。

だが、よくよく考えてみてほしい。

ない、なんて誰が証明した?

というか、ないことが存在しないことなのか?

誰も知らない、見たことない、ないから存在しない。

本当にそれはない、なのか?

ないものをない、ある証拠だってない。

だから、ない。

本当にそうなのか?

ないなら証明できない。

あることを証明する証拠があったとして。

ないことを証明する証拠ってあるのか?

私は思う。

ないことを証明する方法はこの世界に存在しないと。

もちろん、私は魔法を使えないし、魔法を見たこともない。

だが、それだけの理由で、ないと私が否定できる根拠はないんじゃないか?

そもそもだ。

ないのであれば、魔法という言葉が存在するのか。

魔法とは、科学で証明できない不可思議な力とよく聞く。

でも、発達した科学力は魔法と区別がつかないと、言われる。

私が考えていることは二つ。

一つは、本当に神話で語り継がれているような魔法、実在した時代があったか、認知されていた時代があったか、現在も現代人が認知できないだけで、世界のどこかに存在している。

存在していてもその次元にいない人間が見えないし扱えないのではないか。

なぜそう思うかの理由は、霊感だ。

霊感がある人間には、本来他の人間には見えない世界のものが見えている。

それはもしかしたらその世界に近い人間なのか、その次元を見る感覚を生まれ持ってるのかもしれない。

という、あくまで考察であり本当かは私にもわからない。

もう一つは、当時の知識ある人間が扱う技術が本当に魔法に見えたか。

RPGやファンタジー小説で魔法使いは学者や技術者扱いされているのはそれが理由だろう。

実際そう思われていた職業もあったのだろう。

いい例がドルイドだろう。

と、まあ、私はこんなことを普段から考えていたりする。

自覚はしている、かなりの変わり者であることを。

事実、理由は伏せるが私は社会から普通じゃない判定を受けている。

言葉を選ばなければ、きっと私の思考はまともじゃない。

が、中にはこのまともじゃない思考を突飛で自分と見ている世界が違って面白い、という人間も稀にいたりする。

なので、その稀にしか出会わない人に、低確率だが遭遇するかもしれないので、こうやってキーボードをたたいてひたすら思っていることを文字にすることにした。

正直小説や詩を書いていたが、はっきり言おう。

私にはテーマ決めは向いてないと。

だから、こうやってただただひたすら思っていることを私の言葉で書いていく方が性に合っている気がした。

なお、これはあくまで私が思っていることであり、これが絶対だなんて言う気は一切ない。

あと、これは他の作品以上に面白くないものだという自覚があるため、誰の期待にも応えられないと思っている。

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私の眼が見ている世界 アンリ @uraraw

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