キーボードクラッシャーのおしごと日記

過去日記まとめ

20年以上前、ブログという言葉すらなかった時代に日記サイト「エンピツ」（現在も稼働中…？）を使っていました。

今回はそこで書き散らした、仕事とコトバ関係のエントリーだけ抜粋してまとめていきます。

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◆2002年05月06日(月)　不気味なほどに音がいい…（お仕事の記録）◆

　現在、某県のある町議会議事録を調製中です。

　非常に乱暴な表現になりますが、大体、音がよくて入力しやすいのがまず仕事として依頼され（比較的議会に予算とりやすそうな自治体の一般質問とか）、その後、次の議会までのつなぎの時期に、「よくこの仕事を引き受ける気になったもんだ…」と思うようなお粗末録音のやつがあてがわれます。

　前回会議録などの見本を見ると、ちゃんとそれなりに形になっているので、正直不思議でなりません。

　スパイ組織の工作員が使うような高性能の機器で再生しても、あれは聞き取れないのではないか…と思うようなやつがです。

　今は「つなぎ」と言ってもいい時期なのですが、なぜか非常に条件のいいのが舞い込みました。

　この幸せに酔うべきか、ここで気を抜いたら、また地獄のようなのが送られてくるというサインなのか、判断に悩むところです。

　「気は抜いても手は抜かない」は肝に銘じたいところですが。

◇◇◇

◆2002年06月12日(水)　こんなん、もろた◆

　10時の約束で、某ＮＰＯ団体事務所に音源（＊＊下記注）をもらいに行くことになっていたのですが、あれこれもたついてしまい、少し遅れる旨電話したところ、「それは好都合です」とのお答えでした。

　私に渡すテープのダビングが、予定が狂ってまだ済んでいなかったのだそうです。

　自分から時間を指定しておいて遅れる方も遅れる方だけど、当日になってからダビングするというのもいい勝負です。

　ただ、そこの事務所にはここ３年ほど行っていなかったので、周辺まで行って道に迷ってしまい、迷っている間にほどよい時間調整ができてしまいました。

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【20240503追記】ちなみにこのときの音源内容は、『もの食う人びと』などで知られる辺見庸さんの講演でした。3時間近くあったためにダビングに時間がかかったようですが、思えばかなり長かったのに、聞きやすかったので、仕事をしている分には全く気になりませんでした。

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　20分ほど遅れていくと、そこでさらに20分待たされ、しかもまだかかりそうな気配だったので、近所のホームセンターで時間をつぶすことにしました。

　そして…さらに「もうちょっとかかります」の言葉を受け、煮詰まった感じの濃過ぎるコーヒーをブラックでごちそうになり（同行した次女は、たまたま配達の人が届けたばかりのヨーグルト…いいなぁ）、ついでになぜか冷凍イワナを数尾もらいました。

どんな組織・団体にも、１人くらいは釣り好きの人がいるものだと妙に納得し、ありがたくいただきました。

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◆2003年07月21日(月) 　こんな言葉、初めて聞いたぜ◆

　長女が小学校を卒業する直前、学級文庫の整理を手伝った“謝礼”として本を何冊かもらってきたことがあります。その中に『福島の理科ものがたり』（1990年改訂版）なる１冊がありました。

　動植物、土地の変化、発明発見、気候などなど、あらゆる角度から福島県という土地をつぶさに観察し、誠実さあふれるわかりやすい文章で表現された、県内の小学校の先生方による労作です。

　資料写真も豊富だし、表紙裏にあしらわれた滝平二郎さんの切り絵も感じがよく、おお、いい“稼ぎ”を得たなあと、嬉々として読んでいますが、「福島県の理科ことわざ集　お天気ことば」という項で、気になる言葉を見つけました。

・小雨が急に大粒の雨になれば雨はやむ

・朝焼けと姑の高笑いには気をつけろ

　この↑２つは、いずれも「郡山市の言葉」として紹介されていました。

　郡山市在住通算30年近い（※当時）私ですが、これらを１度として耳にしたことがありません。

　特に後者は何なんですか！

　ネット検索の結果、類似表現で「朝てっかりは継母の朝笑い」というのも見つけました。

　朝焼けは雨の予兆というのは、別にローカルな言い習わしではなくて、全国的に言われていること（だと思う）なので、全く理解できないわけではないのですが、それにしても、ねえ。