第6話 さよなら
先ほど、案が降りて来ました。
電車に乗っていて、この町、学生の頃に「お前は金を持っていないようだから、おごってやる」と、言われたなと思い出しました。
横柄で車を運転する時には態度が豹変して、接客なんて出来ないからって一日でマクドナルド辞めた事を意気揚々と語っていた君、元気ですか?
そうだね。そうだよね。先生になったよね。どんな教育をさ…。
文字数割いてやる事も無かったですね。
彼の築き上げたとある飲みサーが最悪の終わり方をするという筋書きを考えたのです。
これが趣味の恐ろしいところで「これはいい考えだ! よし、書こう」とはならないのです。
全てメモして、全てプロット書いて、全てに筋書きをつける。そんな書き方をなさっている作家様いらっしゃるでしょうか?
私には出来ません。
これ書いてたら、いつか自分が無くなる気がするのです。それが恐ろしくて、全てメモ出来ません。するっと水に流してさようなら。
あいつもさよなら。
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