短歌と思い出 自分小箱
ゑん
第1話 りんご
風誘う
緑のうえに
散りばめた
跳ねるりんご
実るりんご
昔、一人でバスに乗り遠くへ行ったことがある。
その時に見た印象的な光景が、山の麓に作られた畑に、いくつかのりんごの木が植えてあって
赤く熟したりんごが沢山実っている様子だった。
緑の草原の上に、落ちたりんご。
風に揺られて、ざわめくりんごの葉。
そのどれもが、秋の季節に輝いていたようにおもう。
未だに想い出すと、あの場所、あの瞬間へもう一度行きたくなる。
短歌と思い出 自分小箱 ゑん @jgmtgmgt1m
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