第7話 ママのおっぱい?
新米介護士、へっぽこです!
最近、巷で聞かれるようになった同性介助。
淑女は女性職員の介助を望み、紳士は男性職員の介助を望む。
そんなわけあるかーい!
私が思うに、多くの紳士は女性職員の介助が好きだと思います。多分きっとそう。
しかし女性職員からすると、時に一部の紳士の介助が……になります。
先日、トイレの介助をした際に私は言われました。
「おっぱいが(背中に)当たって、気持ちがいいです♡」
私の心の声。
『%$&#$ギャー。こっちは必死で介助してるのに、お前という奴はぁ~』
この一件で、おっぱいが背中に当たらないように介助をしようと思ったのですが、背の高い重い男性の介助をするには力が足りなくて、やはり全身を使って支えます。
でも、以前より体を離すようにしました。
で、本日「トイレ行きましょう」と声をかけたら「ママのおっぱい!」と言われびっくり。
へっ?
ママのおっぱい???
私、あなたを生んだ覚えはないのですが???
それとも、ママはママでもスナックのママ???
いやいや、ここそういうお店ではありません……
一瞬、男性職員に介助を代わってもらおうかと思いましたが、胸が当たらないように工夫して肩を使うようにしました(笑)
そして今日という日は厄日でもあったのか、別な紳士からはこんな発言が……
「月猫ちゃん、にっかつに出てよ」
心の声。
『にっかつって、ポルノじゃん! なに考えとるんじゃ‼』
おっぱいやらポルノやら、元気なのは良いけれど、言葉に出さないでくれたらいいのに。女性介護職員をそういう目で見ないでくれた方が、気分良く介助できるってもんです。
介護現場に男性職員が増えたら、こういう紳士の方への対応もスムーズになるでしょうね。
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