第16話話題に事欠くオトコは薄っぺらい

無言で歩いている僕の横で無言で並んで歩いている明花は、どんな事を考えていたのだろう?


なんて詰まらないオ・ト・コ・・・。とか思っていたのだろうか?

共通の話題を探しながら歩いている僕は、心中焦り気味だったので、話題が脳天でクルクル回って、必然的に却下される!

僕が決裁するのだけれど、話題が事欠くオトコは薄っぺらい大人未満だよね?


大人未満なんて、ボキャブラリーが足りなかった・・・。


周りをキョロキョロしているのは、話のネタ探しなんだよ?


と、断っていたらそれが話題に為るとは気付かないR20の悪足掻きだった。


大体高校生時代、初めて出来た彼女の取り扱いに困り、友人にどう話せば良いか、相談していたほど僕は、稚拙な考えの基で生きて居た。

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