No4 ベンデッタお嬢ちゃんとご対面。
「いやぁ、道に迷ってしまってそしたらここにきてしまって」
俺の誤魔化しスマイル炸裂!!
乗り切れるか?!?!?
「そんなことございませんよね」
にっこりとした表情のベンデッタが言う
「何のことですかね」
「迷ったくらいで、私の部屋こんなに荒らされないですよね、それとも何ですか
私の下着でも探すような変態ですか」
俺の人権は無くなるが、やるしかない
「実はそうなんですよね。見逃してもらえませんか?」
「それは無理な話ですね」
何か変な音がする。
ギギギとドリルでも回転しているかのような音が部屋中に響き渡る。
くそ、これは何かヤバいな
ベンデッタが手をこちらに向けてきた瞬間、俺は横に飛ぶ
俺の脇腹が削れた。
「がは!?!?!」
何が起きた!?!?!
傷の直りが遅い
何をする、どう動く、逃げるか、いいや逃げれない、殺すしかない、いいや勝てるのか?能力?ギギギとしたドリルのような音、、、、風圧のような、、風か!?!?
「お嬢ちゃん、中々やるじゃないの」
「ええこれでも自分の身は守ってきたの」
「へぇ、それは立派なことだ」
俺は、腹を抑えながら立ち上がる。
ベンデッタから第二の攻撃が飛んでくる。
俺はそれを辛うじて避けた。
ギュリリリ!!!!という轟音が肌をかすめる。
この緊張感久々だよ、楽しくなってきた。
「何故、笑っているんですか」
「え、あぁ久々なもんでね、この緊張感」
「そうですか、では終わらせましょうか」
ベンデッタが次の攻撃に入る。
俺は胸ポケットに手を突っ込む
風の塊がこちらに飛んできた。
「勝ったわ」
ベンデッタが誇らしげに言う
次の瞬間
目の前が火に包まれる
「え、、」
ボン!!!
熱風が私に押し寄せる。
「きゃ!!!」
熱風からあの変態が出てきた。
あんな怪我をして!?!?速い!
私は押し倒された。
「さて、捕まえた」
「私をどうする気!?!?!」
顔を赤くしたベンデッタが言う
「そりゃ、これから」
「私の身ぐるみをはがして楽しむ気ですね」
「え?いやちょ」
「それから私にあんなことやこんなこと」
マズい何かとんでもない入れ違いが
「ちょ、ちょっと待て、何か誤解が」
「誤解も何も私の下着を盗もうとして、挙句の果てには押し倒して
それの何が違うっていうんですか」
待てよ、この言動館の秘密を知られたから始末した訳じゃなく、
単に変態を殺そうとしただけに聞こえる。
「あの、」
「なんですか」
「館の秘密を隠そうとしたわけじゃないんだな?」
「館の秘密?」
キョトンとした顔でベンデッタは言う
おっとこれは、噓をついている顔じゃないぞ
どういう事だ?
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