尻拭い担当の日常

@BANANATYAN

No1 日常は非日常に早戻り。

私の朝、、、いや、俺のくそルーティーンなんてどうでもいいだろう。

俺の働いているところはクソデカい館で清掃をやっている。

くそでけぇから働いて間もなくトイレがわからず膀胱炎に一回なった。

まじ。あれは痛い、

俺のどうでもいい話でこのタブを閉じようとするのは少し待ってくれ、頼む

一生のお願いだ、


そうだ清掃で気になる場所を発見した。

地下への入り口、、、というより隠し階段に近い、、、

そういえば館の主人ロリっ子なんだ。

館の主人がロリだぁ?だって俺も驚いたさでも事実だ。しかも頭がくそほどいい。

俺より頭がいいナンテコッタそれじゃぁ俺の脳みそがノミ以下じゃねぇか。

この隠し階段と年齢の若い館の主人何か関係があるかもな。

って!やべぇ誰かの足音がする。その隠し階段がどこにあるかはまた後にしてくれ!


数分後、、、



どっかに行ったようだな、あっぶねぇー!

んで、ここ(隠し階段がある場所)は館の一階の倉庫室のタンスに下にあった。

この倉庫は体育館ほどあるぜ。目玉飛び出そうなほどでけぇ、そんなところをいつか掃除させられそうなのが怖いよ。

その前になぜ俺は倉庫室にいるかって?

それはねぇ俺もわからんなんかここに入りたいって思って入った。

それだけよ。

さてそんなこと言ってないで中に入ろうか


「何だ、、この臭い」


地下室には鉄さびのような何とも言えないにおいがする。

地下室だから錆があるとかか?

それにしても地下は少し綺麗でここを出入りしているような感じだ。

ここに入ったら今までの日常が全て壊れるような気がする。

まぁ、いいかもしれないな、、

階段を下りていくと鉄さびのほかに腐った甘酸っぱい臭いがしてきた。


「なんだよこの臭い、鼻が曲がっちまう」


地下は、やっぱ見なきゃよかった。

死体が多数、放置さてていた。

あぁ、まじか、早くここを出ないといけないな。

すると階段の上から足音がした。

わぉなんてっこった。

早く隠れないといけない、さてとどこに隠れようか。

部屋には牢獄、拷問器具、多数の死体。

隠れる場所は、一つしかないな、、

ええい!!!死体の中に隠れるんだよおおおおおおおおお!

多数の死体の中にうつ伏せになり隠れる。

くせぇまじ吐きそうだぞ!

足音が近くなってきた。


「誰かいるのかと思ったが気のせいか」


女性の声だ。姿が少し見えたが誰だか分らん 知ってたまるか

足音が遠ざかる。

何とかやりすご


「死体に紛れて騙せると思ったか?」


耳元からさっきの女の声がした!

ぞくぞくするじゃねぇか、くそやろぉ!

俺はとっさに死体を払いのけ起き上がると同時に死体の変な汁に足が滑り体制を崩す。

俺は体勢を立て直し出口に向かって全速力で駆け上がろうとした。

でも相手はやり手なのか、、、思いっきり殴られました。

当たり前ですよね!逃がすわけがないよね!


「がっ!」


声なき声を上げ倒れる俺。人生終了しちまったな。俺の視界は真っ暗になった。


目が覚めるとそこは牢屋の中でした。

あ。終わった、

いやまだある!これは夢!目をつむって開いたら牢屋の中。

うふん、これから先どうなるんだ?


「目が覚めたようだな」


さっきの地下室にいた女の声だ。


「お、お前は!」

「ほう、私を知っているのか?」

「いや、知らん」

「知らんのかい!!!」


思ったよりノリがいいぞ、


「ま、まぁいい」


女は頭を抑えながら言う。

牢屋の中のアホずらの男を見ながら思う

まったく、この男の底が見えぬぞ。

それにしても、とっさのあの判断力並大抵の精神じゃないと出来ない

死体に隠れるなど私もやりたくない、臭うし、変な汁がかかりそうだ。

てか、男のほうから激臭がする、、、


「ん?どうした?」


男が話しかけてきた。


「いや、何でもない」

「なんでもなくはないだろ」


男が近づいてくる。悪臭はさらに増した、やばい吐きそう

ただでさえ腐った臭いは無理だしでもあの場面での耳もとから話しかけるのは

やらなくちゃならない!何せかっこいいからな!!

てかなんか服に変な汁、、、、てかあれ。

なんか黄色い、、、、うんこじゃね?!?!

きったなあああああ!!!


「こっちに近寄るな!」


女が急に怒鳴りだした。こわ、情緒不安定かよ。


「そう警戒しなさんなあんたの顔色が悪くて心配しただけさ」

「そう思うなら私に近づくな、、、」

「わかったよ」


さてここからどう抜け出そうか、、、

鉄格子に、鉄格子に、、、鉄格子、、、、

詰んだ。


「んで、君の目的、、、いや回りくどい、俺を殺すか?」

「場合によってはな」


辛辣だなぁ

あれから、一時間近くたったかな、

あの女はどうやら上の様子を見ているらしい。

にしても変だ。上の様子が騒がしい、、、

そう思った瞬間、あの女が階段側から転んできた。

えええええ!!!うっそん!


「大丈夫か!!!」


返事をかけても応答がない。

死んでいるか気絶しているかのどちらかだな、下に少し反射するものが見えた。

鍵だ。牢屋のラッキーだぜ!俺はさっそうと牢屋のカギを開ける。

上から誰かが来る、また。死体にダイブしますか、、、

ええい!!!俺は死体に転がる。死体の汁にまみれた服では相当ばれないだろう

まず近寄りたくない、、、と思う。

手か足音は、一人か


「ちっ、手間かけさせやがって大怪我負ったじゃないか」


野太い男の声だ。さてどうする、逃げるか?

すると女を持ち上げる男が視界に入る、

男の背中にはナイフが刺さっていて隙がデカい。


「最近女と遊んでないなぁ、まぁこいつで済ませればいいかクセェところだが背に腹はかえれんな」


おっと、それは聞き捨てられんなよし!俺はお人よしなんだ。

決まりだな助ける!

人を殺すのは単純作業だ、しかも俺は男の背後にいる。

ちょうどいいことに背中にはナイフ付き。


俺は、そっと死体から起き上がり奴の背後に立つと同時に男の背中に刺さっているナイフを引き抜き、背中に一回刺しここで即座に首にナイフを突き刺そうとした瞬間、

男は怯みもせず俺の手をつかむそして無理やり俺の手に持ってるナイフをつかみ俺の首に刺した。口と首から血の泡を出し力なく倒れる。

死に際、あの男の目は血走っていた。

あの痛覚を感じさせないような動きに血走った目、薬物か何か使ったな。

くそ、予想外だ、いてぇよ、、、

俺の視界はまた真っ暗になった。


「目が覚めたか?」


私の耳元から野太い声が聞こえる。

気絶していた?目が覚めると

私をいきなり突き落とした男が一人、そして男の後ろに首元から血を流した男が一人

そう、私を助けようとして死んでしまったのね。

すると男は私に胸を触ってきやがった。


「離せ!!くそ変態野郎!!」


全身がマヒして動けない


「その割には、抵抗しないなぁ、俺を誘っているのか?」


男がねっとりとした声で囁く。


「誰があんたなんかと」


私はそう叫ぶでも動けない、こんなところで終わりたくないよ、、、

男がモッコリさせているズボンのチャックを開けようとした次の瞬間。

太い声の男の首にナイフが突き刺さり大量の血をふきながら倒れた。


「あ、あなた本当に何者よ」


死んだはずの男から


「俺はただの清掃員だよ」

「なにそれ、」


女は不安な顔で言う。

その調子だと大丈夫だな。


「動けるか?」

「いいや、全身がしびれているからま、」

「俺がお姫様抱っこしてやろう」


俺は即座にお姫様抱っこをする。

このくらいのご褒美がないと割に合わない


「まって」


どうしたそんな不安そうな顔をして、、、


「安心し」

「吐きそう」

「へ?」


思いっきりあの女俺の服に吐きやがった。


「うわああああああ!!!」

「げえええええええええ!!!!!」








  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

尻拭い担当の日常 @BANANATYAN

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ