第27話 ネルドへようこそ/城下町とギルド(6)
冒険者ギルドFランクミッションで受注したものので同時達成可能な、モンスター討伐はオレンジの魔石(極小)を30個を取得、齧獣の髭10本を取得。研究者ギルドのランクアップ要件のポーション作成のための予備ミッション薬草を50個採取のミッションをこなすべく、城壁の外に出る。
FランクミッションはGランクと違ってに即時に終わらせられる難易度のものはなく、ちょっとひと手間かかるけど、出来なくないぐらいの匙加減だ。
そういえば、ナットで私がもらった長銃について、使い勝手が前より良くなった。
ナットからネルドに向かう途中、多少レベルは上がったけれども、ぱっとしたスキルは手に入らなかった。
でもだ。
一回一回弾を込めるのが大変だったので、地属性魔法:金属作成でいちいち弾をこめなくても銃身の中に直接弾を作成し射撃することが可能となり、雷魔法を銃弾に纏わせることで麻痺弾のような使い方もできるようになった。
視力強化、連射可能である銃があるために、それほど強くはない森の中にいるモンスターは私のハンティングの餌食なのである。
動植物相手では鑑定が使えるのだが、モンスター相手だと「解析」をつかわないと、アナライズできない。よって、解析のスキルレベルをあげたので、モンスターに適用される「解析」「広範囲表示」、抽出基準:オレンジ色の魔石(極小)を適用することでまったくもって入れ食いだ。
なぜか銃身の冷却も必要がないシステムになっているので、ちょうどオレンジ魔石の対象となっている野ネズミのようなモンスターを殲滅する勢いでハンティングする。
楽しんでいると、ほどなくオレンジの魔石が集まり、レベルも少しだけあがった。
ちなみにその間、アオくんとういは、アオくんが防御結界をはった中で跳弾の危機もない状態をつくり、散歩をしたり休憩したり、遊んだりしていた。
本当に少し嫉妬するほどにすっかり仲良しさんである。
現在のレベルは15。
HP:140
MP:70
スキルポイント:45
スキル:合成 レベル1
時間干渉 レベル1
解析 レベル3
????
????
????
汎用スキル:鑑定レベル3、ステータス確認レベル1
パッシブスキル:視力強化レベル2、オート収納、動物言語レベル1
固有スキル:銃弾作成
魔法属性:雷、地、召喚、????、????、????、????
もともとあった魔石収納は、魔石以外のものも対象となるようになり、「オート収納」に名を変えた。スキルって成長するんだね。
アオくんが言っていたけれど、成長については異世界転写者特典で《経験値5倍》が適用されているので、ガンガンあがっていくらしい。しかし実際考えても早い。
そして、スキルポイントが結構あるけれど、従来の性分としかいえない、転写前の世界で私がゲームをする時についても言えたことなのだけれど、スキル振りは必要分最低限、何かどうしても欲しいものがでるまで溜める癖が、ゲームのキャラクターではなく自分自身がその状況に置かれているというのにまたやってしまっている。
無駄に難易度を上げる癖だ。
そしてエリクサー使えない病も同時発症しているのである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます