第12話
「ブルーベリーちゃんが、気になって…」
はぁ。ブルーベリーはメンバーなだけで仲良しなわけじゃない。だけど、こいつめっちゃムカつく。だから思い切り、蹴り飛ばした。
「不倫しないでくださいよー。だめじゃないですかー」
「…う」
腹を押さえている。ま、手加減したから内臓は大丈夫でしょう。慰謝料請求されたら困るからね。
「だ、大丈夫ですか?」
スタッフが番組プロデューサーに慌ててかけよってる。
「ブルーベリーは大丈夫じゃないんですけど。マネージャーに報告します」
「やめろ。ピーチ、お前どうなるかわかってんのか!」
腹押さえながら叫ぶ。醜いおじさんだ。
「私、
「や、やめてくれ!」
瀬川さんは人気女優であり、歌手でもある凄い人。同じ事務所である。
「じゃ、もうブルーベリーに関わらないでもらえますー?マネージャーに言いませんから。失礼しましたー」
そのまま部屋を出た。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。