爛れてもドライアイスを離さないきみのぬくもり信じたいから
(下記単語の羅列お呼び独り言は作り上げるまでの過程そのものです。短歌作成時の頭の中をお楽しみください)
氷
大切な人
冷たい態度、言葉、心
手で擦る
あっためようとする
手がかじかんでもいい
中身はない。ただの氷。水になって溶けてしまう。
かじかんでいく あなたの言葉を あたためたから
”あなたの言葉”
かじかむ かじかむ手
中身のない冷たさ=ドライアイス→液体にすらならない→空虚
ドライアイスを 包んだ手
爛れてく ドライアイスを包んだ手 あなたの言葉を 温めたいから
温めたいの あっためたいの
どれだけ冷たく 痛い言葉も
あなたのぬくもり 確かめたいから
爛れても ドライアイスを 離さない あなたのぬくもり 確かめたいから
芯の温もり 信じているから
すべての熱が 錯覚だとして
あなたの言葉を 嘘だと信じて
ドライアイスを嘘だと信じたい。凍傷じゃなくて火傷だと思いたい。このまま握りしめてドライアイスが気化してなくなれば、そこに在ったものの本質を知らなくていい。冷たい言葉も態度も全部嘘で、本当は私を愛するがゆえの言葉なんだって思いたい。熱く、爛れるほどの愛情なんだと。違うって、本当はわかっているけれど。でも、自分を騙さないことにはこの先、生きていけない。
爛れても ドライアイスを 離さない あなたの言葉を 嘘だと信じて
爛れても ドライアイスを 離さない あなたの言葉を 嘘だと信じる
爛れても ドライアイスを 離さない 冷たい言葉は 嘘だと信じる
爛れても ドライアイスを 離さない 冷たい態度は 嘘だと信じて
爛れても ドライアイスを 離さない その素っ気なさは 嘘だと信じて
あ、8・8じゃん。
爛れても ドライアイスを 離さない その素っ気なさ 嘘だよきっと
爛れても ドライアイスを 離さない 素っ気ないのは 嘘だよきっと
爛れても ドライアイスを 離さない 素っ気ないフリ 得意なんだね
前後で視点がぶれるのが気になる。
爛れても ドライアイスを 離さない きみのぬくもり 信じたいから
ドライアイスにぬくもりが来るの狂ってていいな。
離さないと信じたいと言うのがそれぞれ文末に来ることで、執着をより強固にしている感じがある。
ストレートでわかりやすい気がする。
ただれても どらいあいすを はなさない きみのぬくもり しんじたいから
5 7 5 7 7
字数ヨシ!
爛れても ドライアイスを 離さない きみのぬくもり 信じたいから
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