🐶柴犬が転生して女の子になったのでとりあえず妹にしました💦
🐧三杉令
第1話 出会いは衝撃的
その日、僕はその女の子に初めて出会って聞いたんだ。
「あのさ、君誰?」
するとその女の子は
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僕の名前は
その日は気持ちのいい朝。水を張った田んぼの横に延びる道路を一人でのんびりと散歩中だった。少し前まで毎日、朝と夕方に飼い犬を散歩に連れて行っていたので、今でもその日課が続いている。
一週間前に
少し先の茂みに隠れて肌色のものがちらちら見える。 ――肌色?
そして見慣れた尻尾がその肌色にくっついている。 ――柴犬の尻尾?
「ん? 何だあれ? 柴犬……じゃないよな?」
そろりと近づいてみる。
「ちょ、ちょっと待てよ」
その肌色の物体は丸みを帯びていて尻尾以外には毛が生えていない。さらに茂みの奥の方に頭を突っ込んでいるようで犬にしては大きいし、あの肌色は……
「まさか―― 人の体!?」
その得体のしれない物体がバックして茂みから出てきた。尻尾付き肌色の物体はまさかの正真正銘の人間だった。裸で四つん這い。めまいがした。夢か、幻か。
「女の子!? しかも一糸まとわぬ姿! さらにふさふさ尻尾付き!」
その尻尾付き女の子はキョトンとこちらを見て様子を伺っている。
胸もばっちり見えちゃっているんだけど……
僕は注視してはいけないと思い、顔をそむけながら言った。
「あのさ、君誰?」
女の子は首をかしげる。
僕がなおも言う。
「ねえ?」
女の子は尻尾を振る。ご
「尻尾振ってるね……」
その恰好は恥ずかしくないんだろうか? 見たところたぶん年下。16、いや17歳くらいか? 僕の目から見てめちゃ可愛いのだが、今はそれどころではない。なぜ裸なんだ? なぜ君の体には尻尾が付いている? とりあえず、このままの姿で
「えーと、その裸はまずいよ。まずこれを着ようよ」
僕はそう言って、上に着ていたカジュアルシャツを脱いだ。女の子を立たせたら、普通に立つことが出来た。シャツを女の子に着せてあげる。彼女からは何とも言えない野生の香りがした。
僕のシャツで一応、一番まずいところまでは隠れる。かなり
彼女は裸よりはましになったが、まだかなり変態的な恰好だ。仕方が無い。
――これが僕と
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