第8話

自信 そんなのねぇよ

生まれた瞬間からお母さんのおなかの中に捨ててきたよ

こんなに大事だとは知らなかった

教えてもらってないから

残ってたかけらも、すりつぶされるままにしていたよ

明らかに時代の流れが違う

良い流れ? 分からない

置いて行かれそう 私は今度はその人たちが引き立つための踏み台になるの?

ずっと二番手 変わらない


思考 止まらない 止められない

肝心なことはフリーズする癖に


結局 顔 顔じゃない どっち

結局 何 何が大事 わからない


とりあえず 私は 動けばいいのね

いつか 伝統ある 大きな街で暮らすために

子供のころに見た夢を現実のものとするために

多少の失敗は構わない もう何回もシュミレーション済みだから


バカでかい失敗も構わない 私は夢をあきらめない

図太い人間だから 生意気な人間だから

諦められるほど性格よかったらこんなに生きにくくないわ ボケ


とりあえず また 動けばいいのね

いつか 伝統ある 大きな街で暮らすために

子供のころに夢見た 世界を現実のものとするために

多少の失敗だって気にしない だってそれは夢とは実際 無関係だから

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

模索中 戸森 @watashi_tensai_ikiru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る