廃墟にあるもの ~ 軍艦島
遠いむかしに移住した星から
久しぶりに帰還した地球は
こんな感じなのだろうか
丈高く茂った野草を分け
朽ち果てぬコンクリート片を
たくさんの人々が生きていた気配
という錯覚に誘われて
見知らぬどこかにたどり着く
悲喜こもごもの生活の
未だに朽ち続けている建物群の時間は
決して止まることはない
廃墟がここに在ること
私がここに居ること
その危うさは同じ
その確かさもまた
https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16817330652776174190
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます