第3回 一文字で印象が変わりますよ
俳句は十七音しかありません。
そのため助詞や送り仮名ひとつで、句の印象が大きく変わる気がします。
例えばですが、
A-1.朝霧の中に電灯一つ消え
A-2.朝霧の中に電灯一つ消ゆ
B-1.葉牡丹や子の一人泣き五人泣く
B-2.葉牡丹や子が一人泣き五人泣く
上記の句を比較した時、1と2では一文字しか違いません。
日本語としての意味は1と2でほとんど変わらないと思うのですが、何となく句の印象が変わって来るかなと。
ちなみに2の方が、俳句教室で先生から指摘を受けて見直した後の句です。
私自身、先生から「助詞とか送り仮名は、こうしたほうがいいかな~」と添削されるのですが、この塩梅が、よくわからないのですよ。
指摘を受けると「確かにそっちの方がいいですね」と思うこともあるのですが、「え?そうです?」と感じることもなくはないですね。
上記の例で言えば、Aの方の指摘はスッと入ってくるのですが、Bの方がどうなんだろう…と思ったりしました。
明確な間違いは嫌だなというのがあるので、基礎的な国文法は押さえたいと思うのですが、もうどうすればいいのよ?という時もありますわよ。
口ずさんで音の響きを確かめたり、助詞等をいくつか変えてみて意味合いや調子の違いを考えてみたりということを、一句ごとにやってみるしかないんですかね~?
あとは名句と呼ばれる句をたくさん読んで、助詞等の使われ方のセオリー?のようなものを学んでいくのかな…🤔
あくまで個人的にはですが、助詞のうち「が」「を」「は」は、散文的になるのを避けるため、濁音が句の流れを切るような気がするため、避けがちかなと。
まあ、確固たる信念とか知識があるわけではないので、まるで間違っているかもです(-_-;)
句をお詠みの方で、この本とか分かりやすいよというのがありましたら、ぜひご教示くださいませ_(._.)_
さて、次は何を書こうかな。
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