私の徒然なる思考曰く……

夏目有紗

九州“男児”と本土“MEN”の違い

昨今、九州にいる人々がいかに“男尊女卑”かということでTLが賑わっている。

……違うんよ、九州と関東の『男女平等』は意味が違うんよ。

そこから全員理解しないと永遠に話が進まないと思ってる。


関東の『男女平等』は『立場としての平等』を指してるのに対して九州の『男女平等』は『幸せとしての平等』を指してる。

言ってしまえば関東における男女がお互いに実業家同士なのに対して、九州における男女は社長と部下なのである。

部下は起業する面倒臭さ、リスクを負わない代わり社長に媚びへつらい、社長は生活を保証している。

故に関東の人間と九州の人間が『男女平等』の話をするとあまりにも噛み合わないのである。

ただし、最近では文明の発達、情報の流通などにより九州女子も(あれ?幸せとして不平等では?)となり外へ出つつある。

結果、九州男児は九州に取り残され、非難の的となっている。


では九州男児はどうすれば良いのか。

彼らはもう「自分達は男尊女卑です!」と開き直るしかないのだ。

開き直った上で「でも自分達の責任感は人一倍です。死ぬまで、死んだ後も女子供を守り切ります。なので、そんなバカな俺らを支えてくれる特殊性癖持ちの女はぜひ来てください」と頭を下げるべきなのである。

正直に言うと九州男児には衰退するしか未来は残されてない。

それに多少歯止めをかけるにはもうこれしかないのである。

九州男児が下手に男女平等の美味しいとこ取りしようとして無責任になったり外へ女を狩りにいくから本土の人間、特に男女問わず関東の人間からフルボッコにされるのである。

「お前らの存在自体が迷惑なのだ」と。

関東の男からすれば折角『男女平等』の下、女にも責任を平等に持たせることに成功したのに

九州男児のせいで再びその快適さから責任を一身に担う身にさせられるのだから。

関東の女からすれば折角『男女平等』で責任を引き受ける代わりにたとえ男に放り出されても1人で生きていける強さを自由を手に入れたのに

まさにその弱い立場と不自由さを押し付けようとしてくるのだから。

そう、九州男児は責任感を持ったまま、九州に黙って留まり少ないパイで女を奪い合うべきなのである。

もしかしたら本土で責任を背負うことに疲れた女が旅行等でやってくることもあるだろう。

その時を逃さずじっと待ち続けるのも良い。

そうやって少しでも衰退を遅らせるべきなのだ。


……ただ、九州男児から責任感を取ったら何も残らないことは自覚すべきである。


尚、この『男女平等』のそれぞれの価値観を持ち合わせたのが関西だ。

関西の女性の就業率を見てほしい。

専業主婦と働いてる女性の割合が半々。

つまり、専業主婦になりたい女は男を支えれば良いし、働きたいなら働けば良いというのが如実に表れている。

故に女は男の補佐的立ち位置でしかないが、男並みに一生懸命女も働いていればそれだけで褒めてもらえる環境なのだ。

男女平等はさておき、女が1番生き易いのは関西なんじゃないかと思う。


以上、九州にルーツを持つ父親と絶縁した、関西好き関東女子による一方的な偏見でした。

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