貴方が好き
誕生日から翌日以降、ジルは極端にタルトに冷たくなった。
これまで通り仕事はこなすし診療所の手伝いもしてくれるが、タルトに必要以上に話しかけることは無くなったし、薬学の勉強もしなくなった。
今朝も目覚めの白湯は持ってきてくれたのだが飴玉は無く、顔を見たいと我儘を言うことも、急に抱き着いて甘えることも勿論なくなってしまった。
また、以前までは休憩時間などを勉強に使っていたのだが、どうやら今はその時間を外出に使っているらしい。
ジルをどうやってあしらうかを考えつつも、内心では可愛らしい彼に鼻の下を伸ばしてデレデレとしていた休憩時間が今では辛い物思いの時間に変化している。
『ジル、今頃何をしているのでしょうか? お外にいるのでしょう? ご飯を食べているのでしょうか? そこで可愛らしい女の子でも見つけて、チューでも……』
タルトは気が付けば無言で泣いていた。
「先生、あの」
ミラに話しかけられてハッと我に返ったタルトは慌ててハンカチで涙を拭うと彼女の方を振り返る。
「失礼しました。何か御用ですか?」
声はかすれた汚い鼻声だ。
こすれて真っ赤になった目元も急に誤魔化すことはできない。
それでも気丈に振舞う姿が痛ましくて、ミラは無意識にタルトから目を逸らした。
「いや、あの、ツイからのまた聞きなんですけど、ジル、転職活動に励んでるみたいです」
どうやらジルは住み込みで働ける場所を探しており、新たな職場を探すために休憩時間を利用していたらしい。
以前、タルトが指摘していた通りジルは意外と彼女なしでも生きていける。
タルトの診療所には彼女の善行に肯定的な者が多く集まっていて、ジルの人格や能力を買ってくれる者が少なくないからだ。
ジルが次の就職先にと選んだのも定期的に診療所へと訪れる老夫婦の店だ。
老夫婦は小さな定食屋を営んでいるのだが後継者がおらず困っていたため、ジルがこれ幸いと就職を持ちかけると、修行しながら働くことに決まったらしい。
今は老夫婦の元へ挨拶に行っているのだとか。
淡々と簡潔なミラの話は分かりやすかったのだが、ジルが自分の前から去ってしまうのだと分かった瞬間、タルトは眩暈がして上手く話を飲み込めなくなってしまった。
頭が真っ白になってボーっとする。
心に浮かぶ感情は……
「そう、ですか……」
失意のまま、おぼつかない足取りでタルトは自宅へと去って行く。
数分もしない内にミラの元へ戻ってきたタルトは、自室に設置していた小さな金庫から取り出した現金を握っていた。
封筒に包まれた札束は結構な厚みがあり、決して少なくはない金額であることが窺える。
手渡されたミラはギョッとして目を丸くした。
「先生、これは?」
「これは、ジルのお金です。ジルが帰って来て、本当に転職するようだったら、このお金をジルに渡してあげてください。本当は私が今までお疲れさまでした、と渡すのが筋ですが、私はどうしても、自分の元から去るジルの前でまともに振舞える気がしませんから。きっと、縋りついてしまいますから」
ジルそのものを恋情で欲し、購入した時から、タルトはせめて彼が自分の元から去ろうとした時には笑顔で見送り、金を渡してやろうと考えていた。
タルトが持っている現金も一年前からコツコツと貯めていたものだ。
それが愛しい者を金で買ってしまった人間への罰であり懺悔になるのだと考え、常日頃から覚悟を持って生きていた。
だが、いざ想像が現実となりジルが自分の元から離れていく事が確定してしまえば胸が張り裂けて頭がおかしくなりそうだった。
ジルの隣に自分以外の女性が並び、幸せそうに笑い合っているのを目の当たりにすれば、きっとタルトは狂ってしまう。
今もボロボロと涙が零れ、それを必死にハンカチで拭っている。
止まれ! 止まれ! と手つきを荒くしても、瞳は濡れたままだ。
ますます、ジルの前には出られなくなってしまった。
自分よりもずっと背の高いタルト。
いつも凛としていて自分たちを導いてくれていた存在が自分よりも小さく、幼く見えてミラはギュッとタルトを抱き締めた。
タルトの胸の間というなんとも羨ましい場所から顔を覗かせ、ジッと彼女の顔を見つめる。
「先生、あの、今日、ジルに告白しませんか?」
力強い茶色の瞳に晒されたタルトがフイッと目を逸らす。
ミラの瞳を見ていられなかったのは彼女自身が迷っていて、真直ぐな強さに焼かれてしまいそうだったからだ。
タルトの唇が震える。
それでも心が強い彼女はシッカリと首を横に振った。
「しませんよ。私はジルが出て行くと言い出したならばそれを受け入れると、そうすることが私利私欲で人間を買った者の罰なのだと考えていますから」
ギュッと握った両手に揺れる桃色の瞳が、タルトが正反対の本音を持っているのだと表していて、そのあまりの分かりやすさにミラは笑ってしまった。
優しく微笑んで背中を撫でる。
「先生は真面目で融通が利かないですね。でもね、先生、もしもジルが外に羽ばたける状態で、お金も生活も先生なしで生きていける状態で先生のことを受け入れてくれたなら、それはジルが本当に先生のことを好きだっていう証明になるんじゃないですか?」
そもそもタルトがジルにアタックしない理由が、
「ジルの生活を握るタルトが告白をすれば、告白が事実上の脅しになってしまい恋人になることを強制してしまうから」
だ。
好きでもない異性に激しい好意を寄せられ、性的な目で見られることは男女問わず恐ろしい事だろう。
タルトはジルが欲しいが彼を不幸にしたくなかった。
だからこそ、彼女は長い間ジルへの好意をひた隠しにしていたのだ。
だが、タルトなしでも生活できる上に手酷く振られて彼女を嫌っている状態でも告白を受け入れてくれたのなら、ジルの恋心は本物だということになるのだろう。
無理やり付き合い、彼を苦しめるということにはならないのだろう。
瞳を二度ほど瞬かせる。
理屈がストンとタルトの中に入って落ち着いた。
「それは……そうですね。確かに、この機会を逃せば一生告白することはできないですし、ある意味、最初で最後のチャンスですね! よし! 告白しましょう!!」
手酷く扱っておいてムシのいい話といえばそうだが、恥や外聞を気にして立ち止まっている暇はない。
チャンスに挑みすらせず立ち止まり、後から振り返って俯く方がよほど苦しい。
縛り付けてでも欲しい存在ならば、なおさらに。
タルトは、
「え!? 先生、切り替え早っ! 私が言っといてなんだけど、こう、もうちょっと迷ったり考えたりしないの!?」
と、目を丸くして驚くミラの瞳を見つめ返してシッカリと頷いた。
「こういうのは思い切りが大切なのです。モタモタしていたら私が告白する前にジルがどこかに行ってしまいますし。で、ジルはどこですか? ああ、出掛けていたんですっけ。休憩明けには帰ってきますよね!? 急に心配になってきました!」
アワアワと封筒を掴んだりテーブルに置いたりと無意味な行動を繰り返して辺りをうろつく。
落ち込んだり意気込んだりと感情が忙しいタルトにミラは苦笑いを浮かべた。
「先生、落ち着いて、落ち着いて。ジルはツイと一緒に出掛けたから……あ! 今帰って来たんじゃないですか?」
二人は診療所の中でも少し奥まった所で会話をしていたのだが、玄関のドアが開き、設置されたベルがカランカランと音を鳴らすのが聞こえると、タルトはいてもたってもいられなくなって駆けだした。
ミラの予想通り、中に入ってきたのはツイとジルだった。
「あ、タルト様」
タルトを見つけたジルが気まずそうに目線を下げる。
頼りない背中をツイがポンと優しく押した。
「ほら、ジル。大丈夫だから頑張って。例の件、必要なら僕も助け船を出すから」
「ツイさん、ありがとうございます」
人懐っこく笑うジルはツイの方を振り返ってコクリと頷いている。
『例の件? ああ、転職の。説得などせずとも認めるのに』
タルトは内心で首を傾げながら一歩、前に出た。
「ツイ、ジル、お帰りなさい。ジル、私は貴方に大切な話があります。ここに残りなさい。そして、ツイ。申し訳ありませんが外の看板を『休業中』に変えてきてください。今日は予約の患者さんもいませんから、急患でない限り受け入れてあげられません」
緊張しているのだろうが、いつにも増して声が冷たく高飛車である。
何だか怒っているようにすら見えた。
「分かりました。看板を変えたら奥の部屋にでも行っていた方が良いですか?」
「ええ。それか、いっそのこと帰ってしまっても構いませんよ」
ツイはチラリとジルの顔色を窺った。
ジルは妙に不安そうでソワソワとしている。
ツイはタルトに、
「ジルと約束があるので、帰れないです。奥にいますね。ジル、頑張って」
とハッキリ告げるとジルに向かってパチリとウィンクした。
その姿はさながら頼れる兄である。
ジルはホッとしてコクリと頷いた。
さて、ツイがミラのいる奥の部屋の方へ引っ込んでいくのを確認すると、タルトは改めてジルの方へ向き直った。
真直ぐ彼を見つめる瞳が真剣過ぎて、やはり怖い雰囲気になっている。
「ジル。貴方に大切な話があります。よく聞いてくださいね」
凛とした声が続けてジルへの恋心を語ろうとする。
だが、慌てたジルが首を横に振った。
「タルト様、待ってください。俺もタルト様に凄く大事な話があります。俺が先に話したいです!」
「駄目です。私が先です」
「俺が先です!!」
ジルはキッとタルトを睨んでいて一歩も譲りそうにない。
キュッと口を結んだ表情は頑固そのものだ。
タルトの方もムッと不機嫌になって、
「全く! どうして今日のジルはそんなに聞き分けが無いのですか。これが貴方の主人として接する最後の会話になるかもしれないのですから、キチンと聞きなさい」
と叱ると、ジルは歯を食いしばって悔しそうに彼女を見つめた。
表情に浮き出る感情は怒りというよりも悔しさで、意志の強い灰色の瞳は苦しげに揺れているが、それでも「最後の会話」という言葉に引っ張られて口を閉ざしている。
健気な気の強さが垣間見えた。
『少し、卑怯な言い回しをしてしまいましたね』
タルトは口元に浮かんだ苦笑いを嚙み殺すと一度だけ深呼吸をした。
一世一代の告白を噛んでしまわないように、ギュッと両手を握って気合を入れる。
キリッと睨みつけるような真剣な眼差しでジルを見つめた。
「ジル、私はジルが好きです」
凛とした声が紡ぐのはジルに向けて真直ぐに発せられた愛の告白だ。
飾りが少なく簡潔だが、その分タルトの想いが言葉に色濃く反映されている。
だが、これを受け取ったジル本人は「へ?」を間抜けな声を出して目を丸くした。
パチパチと瞳を瞬かせるジルにタルトは言葉を重ねる。
「聞こえませんでしたか? ジルが好きだといったのです。今までは立場上言えなかったので黙っていましたが、本当は貴方を買った時から男としてジルが好きでした。私は、貴方を救いたいのではなくて好きだから買ったんです。軽蔑しましたか? ですが、本当のことですよ。ふんわりと笑った顔も、頑張り屋さんなところも、綺麗な顔も、ムチムチ胸筋が魅力的な体も、悪戯っ子なところも、匂いも。本当に、全部好きです。だから、キャッ! ジル!?」
誕生日のことも、それ以前のことも、何度でも謝りますから、どうか私のことを選んでください。
そのように言葉を繋げようとしたのだが、話す前にジルが凄まじい勢いでタルトに抱き着いてきた。
まるでタックルだが、押し倒すのではなく抱擁するために抱き着いたのだから、力は強いが温かく安定している。
「本当ですか!? 本当に、本当ですか!? タルト様! 俺も! 俺もタルト様が大好きです!! タルト様のお顔も、性格も、ナイスバディなお体も、全部全部好きです!!」
パァッと嬉しそうに笑うジルはブンブンと透明な尻尾を揺らしている。
どさくさに紛れてタルトの豊かな胸に顔を埋めると、ギュムッと柔らかな体を抱き締めていた両手をスライドさせてモチッとお尻を掴む。
タルトよりも少し身長が低いことを活かした見事なコンボだ。
スケベなタルトはラッキースケベの皮を被った意図的なスケベに動じない。
むしろ歓喜してキャッと可愛らしい悲鳴を上げた。
「ジル、ふふふ、スケベさんで可愛いです! もう!! 私だってジルに甘えたいんですよ! もっとギューってしてください!! ジル、大好きですよ、ジル~!! チューしてください! 雄っぱい揉ませて、いっぱい嗅がせてください、ジル~!! いっぱい、いっぱい甘えたいです! ジル、ジル、ほら、早くチューしてください!!」
溜め込んだ愛情と性欲が暴発しているようだ。
ジルも暴走気味だが、タルトはそれを上回る勢いで暴走している。
表情も声も甘く煮崩れを起こしてデレッデレのドロッドロになっていた。
激しいキャラ崩壊を引き起こしながら胸元にあるジルの頭をギューッと抱き締めると、髪にチュッチュとキスをし、ふんわり香る整髪料と汗の匂いを堪能し始める。
そして、あまりの勢いに困惑したジルが真っ赤になって顔を上げると、タルトは素早く彼のカサついた唇に自分の唇を重ねて貪った。
ぢゅくぢゅくとした水音や荒い吐息が玄関から奥の部屋まで届く。
ついでと言わんばかりにツイ達がいる部屋には、キスが終わってもベタベタと甘え続けるタルトの、
「コラ、ジル! 逃げちゃだめですよ。ちゃんと鎖骨を出してください。ふふふ、あま~いお肌です。コラ、動いちゃだめですって。私に数日間冷たくした罰なのですから」
という弾んだ声と、
「駄目ですって! 患者さんが入ってきたらどうするんですか! 服を捲らないで! 大体、タルト様だって俺にずーっと冷たかったじゃないですか。謝ってください」
という、ジルのすねた声まで聞こえてきた。
「いくらでも謝りますよ! 買ってしまったことも含めて、全部! お詫びはどうしますか? 何でもしますよ」
「何でも!? へ、へー。俺を買ったことについては別に怒ってないけど、何でもか……」
「あら、ジルはそんな風にしてもらいたかったんですか? エッチでかわいいですね。ジルになら、されるのも、するのも好きですよ。早速」
「うえっ!? 俺、妄想を口に出しちゃってましたか!? だ、駄目です! 今すぐは駄目ですよ!」
「いいじゃないですか! ジルのことが好きすぎて止まれないんです! ふへへ、お尻がモッチモチ、雄っぱいもムッチムチですね。ううう、かわいいです! かわいいです! い~っぱい甘えたいですよ! ジル、ちゅー!!」
職場で随分とイチャついているようだ。
長い間、親と慕って来た女性が恋人相手に大変なことになってデレデレしているのを聞くことほどキツイものはない。
ツイは苦笑いを浮かべており、ミラの方は謎の羞恥心に焼かれてうずくまっていた。
玄関先から流れてくる甘いイチャイチャに数十分ほど二人が苦しめられていると、唐突にバーン! とドアが開き、元気いっぱいなタルトと赤い顔で照れたジルが室内に侵入してくる。
「ふふふ、ついジルに甘え過ぎてお二人のことを放置してしまいましたが、キチンと覚えていたので帰ってきましたよ。見ての通り、付き合うことになっちゃいました!!」
どうだ! 羨ましいだろう!! とばかりに胸を張るタルトは自慢げで、雰囲気が普段よりもずっと子供っぽい。
ジルと恋人になれたのがよほど嬉しかったようだ。
少し前までは嫌われた、もう駄目だ、と絶望して艶を失っていた髪や瞳、肌も綺麗に復活して輝かんばかりになっている。
というか実際、若返ったのではなかろうか。
満面の笑みを浮かべて両手でピースをするタルトにジルは、
『タルト様、いつもと様子が違う。でも、可愛いな』
と、呑気に胸を鳴らしていた。
張り切るタルトにツイとミラは何だか疲れて、げんなりとしてしまう。
「知ってますよ。イチャイチャしてんの聞こえてきましたし」
ミラがため息交じりに首を振れば、冷めた彼女の様子にコテンとタルトが首を傾げた。
「む、ミラ、なんだか反応が冷たい? いえ、疲れ切っているようですね。耳が真っ赤ですし、もしかして私に触発されたツイがスケベな事でもしたんですか? ツイは昔から手が早いですからね」
「早速ジルにキスマークつけ捲ってるタルト先生に言われたくないですよ」
タルトがチラッとツイに視線を送れば、視線を受けた彼が今度はチラリとジルに目を向ける。
ジルは長袖の白いシャツを着ているのだが、胸元についている三つのボタンを全て外された上にはだけさせられたようで、鎖骨がガッツリと晒されていた。
白い肌の上には真っ赤な跡が残っている。
虫刺されと言い逃れをするには大きく鮮やかなソレはタルトからの愛情の証だ。
ツイからの視線で自分の姿を自覚したジルは慌てて服の襟元を正し、ジトリとタルトを睨んだ。
しかし、当のタルトはどこ吹く風で白衣をたくし上げ、
「ほら! 私もマーク貰っちゃいました。えへへ」
と、ミラに跡を見せびらかしてニマニマしている始末である。
「見せびらかすもんじゃないでしょうが。しまってください、タルト先生。今日は白衣を脱いじゃ駄目ですよ。刺激物なんで。というか先生、ジルの転職事情は気にならないんですか? ツイは知ってるみたいだけど、私は何も聞かされてないから気になりますよ」
ジルの作戦に独りだけ混ぜてもらえなかったのが仲間外れのようで気に入らないようだ。
ミラがギロッとツイを睨むと、彼はアハハと乾いた笑いを上げて目を逸らした。
「いや、ほら、ミラは顔に出ちゃうから。これは結構ジルも覚悟を持って取り組んだ作戦だったから、ね?」
「ふーん、つまり私は信用できないって言いたいんだ。ふーん、なるほどね」
すっかり拗ねてしまったミラが両腕を組み、プイッ! プイッ! と、顔を背けてツイを視界から追い出す。
ツイはそんな彼女のご機嫌取りで忙しい様子だ。
少し不穏な雰囲気の二人はさておき、タルトは確かに! とミラの言葉に頷いていた。
「ジルが私のこと好きだって分かったら、なんだかどうでもよくなっちゃったんですよね。ですが、言われてみればかなり気になります。ジル、聞かせていただけますか?」
タルトの言葉にジルはコクリと頷いた。
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