恥辱のバニーガール 着ぐるみに囚われた男

MenRyanpeta

第1話 恥辱のバニーガール

(ここは…いったい)


男が目覚めるとそこは異様な部屋だった。

窓が一切ない深紅の部屋。

部屋にミスマッチな大きな電光掲示板が壁に設置されている。

電光掲示板には10という数字が表示されている。

大きな鏡が一つあり彼は今の自分の姿に驚愕した。


全身を肌色の全身タイツで覆われている。

顔はアニメの女の子のような可愛いプラスチック製のマスク。

青いツインテールのウィッグ。

体には黒いタイツとショッキングピンクのレオタード、白い肘まであるサテンの長手袋。

10cmほどある白いピンヒールも履かされている。

頭にはウサギの耳のカチューシャが付いていて、よく見るとお尻に尻尾のような白いファーまでつけられている。

まさしくバニーガールにされてしまっていた。

股間は女性の着ぐるみの外観とは不一致なふくらみがある。


全身タイツを脱ごうにも生地が厚くて破れないうえ、背中のジッパーには鍵がかけられている。

マスクも同様に後頭部のウィッグのジッパーが鍵で動かないようにされていて外すことができない。

全身タイツの上に着せられている黒タイツとレオタードを脱ごうとしても所々全身タイツに縫合されていて、脱ぐことができない。


(くそ!こんな恰好恥ずかしいのに…どうなってるんだ!)


抗議しようとしたが、マスクの内側に猿轡がついていて喋ることさえできない。

猿轡のせいで口が閉じられず涎が垂れてしまい、マスクとタイツが汚れていく。


肌色の全身タイツは裏起毛になっており、すごく暑い。

そして一番屈辱的なのが肛門になにかディルドのようなものが入れられていることだ。

しかも不定期に振動し、彼の前立腺を刺激してくる。

慣れないピンヒールのせいで足がおぼつかない。

ディルドの刺激もあり余計にふらついてしまい、その動きで余計にディルドに彼の前立腺が刺激される。

不服にも感じてしまい、着ぐるみの中で彼の陰茎からはだらしなく精液が漏れてしまう。


(くそ…立ってられない…)


床に座ろうとする。

するとディルドの振動はさらに強くなり彼は肛門と前立腺を刺激される。


仕方なく壁に寄りかかり休もうとするが、ディルドはそれさえ許さない。

振動はさらに強くなるばかりだ。


(うっ!だ…だめだ!我慢できない!)


「いぐぅぅ!」


彼はディルドの刺激により絶頂してしまった。

着ぐるみの中に彼の精液が漏れ出す。

電光掲示板の10の数字が9になった。


いったい彼はいつ解放されるのだろう。

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