村人Aに転生したので普通に生きたいと思います〜なぜかモテるんですけど俺、何かやっちゃいました?〜

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 目が覚めるとそこは……


「どこだここ?」


 木造の天井。

 知らない天井。


「これはまさか……異世界転生か!?」


 はは、そんな冗談は置いといて……

 窓を開けるとそこは…


「なんじゃこれ〜!?!?」


 ま、まじで異世界転生したのでは…?

 ウマが走ってる…

 け、競馬かな…?

 いや、明らか馬車だ。


「嘘だろ…?」


 俺の前世はなんだ?

 う〜ん、思い出せない。

 強いて言えば、階段から転げ落ちた記憶が……

 原因それじゃん……

 つまり死んだと…


「へへ…」


 ふざけんな!

 まぁ、文句を言っても仕方がないか。

 せっかくの異世界だ。

 楽しもう!


「で、どうしたらいい…?」


 意気込んだのはいいが、なんの前情報もない。

 つまり、詰みだ。

 俺の名前も分からん。


「ん〜、一旦外に出るか!」


 準備を整え、外に出た。


「さて、どこに行こうか…」


 適当にぶらぶらするのもありか。

 うん、そうしよう。

 いや、待て。

 異世界だぞ。

 つまり、魔法が使えるのでは!

 そして、転生した。

 これは、俺tueeeeeが期待できるぞ!


 適当な森に来た。


「早速使うぞ!はっ!」


 ………

 え、詠唱とかあるのかな…?

 無限の剣製みたいな長い詠唱があるのか…?

 エクスプロージョン撃ってやろうか。


「冗談じゃねぇ!」


 魔法が使えない…だ、と…

 そうだ!使い方が分からないだけだ!

 よし、聞こう!


「魔法を使いたい?何言ってんの?あんた魔法適正ゼロじゃん」

「え゛」


 こんなことが許されるのか…?

 くそ!

 だったら、一般人みたく普通に生きてやるよ!

 覚悟しやがれ!


「洗濯手伝って」

「あ、はい」

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