なぜ会社員ではだめなのか?
春山 隼也
第1話 会社員になりたくない
初めまして。春山です。
私は会社員になりたくありません。
皆さんの中にもそういった思いの方がいるのではないでしょうか。
ではなぜ私たちは会社員となりたくないのでしょうか。
働くのが嫌なのでしょうか。
それとも人付き合いが嫌なのでしょうか。
それでは少し考えてみましょう。
もしあなたの会社が、会社にいる間、迷惑さえかけなければ、何をしててもいいと言われたらどうでしょうか。
周りの目が気になるでしょうか。
それとも自分も何かしなければと思うでしょうか。
私はそうは思わないと思います。
ただ、人間関係は難しいかもしれません。
ほかの人が仕事をしている中で寝ていたりしたら何か言われるかもしれませんね。
ただ、その立場を全員が少なくとも、仕事として認めてくれているのであれば大丈夫でしょう。
この場合仕事をするという行為を撤廃したことにより、心が軽くなったといえます。
会社に行く、という行為が嫌なのであれば在宅であれば問題ないということになります。
これは実際に実現されている方法なので、もしそういう思いならばやってみてもいいかもしれません。
私が思うに、少なくとも今のやっていること自体に楽しさの感じない仕事は続けたくはありません。
楽しければいいのかというとどうでしょうか。
先ほどと同じように仮定してみましょう。
もし会社にいる間、あなたが一番楽しいと思うことだけをやっていてください。
この場合どうでしょう。
楽しいと思うこと一つだけをやる。
もし寝たいのであればずっと寝てなくてはなりません。
ゲームがしたいのであれば、一つこれと決めたゲームを続けなくてはなりません。
どうでしょうか。なぜか好きなことをやってもなにか楽しめないような気がしてきませんか?
そうでなかったのなら、あなたはやりたいことが明確にあるということだと思います。
この場合は、つまらないということを撤廃し、楽しいことを仕事にしたことで心が軽くなったかもしれません。
しかし、そうでないのなら一つのことを続けるということにていこうがあるのかもしれませんね。
さて、少し未来について考えましょう。
あなたは十年後、どうなっていたら嬉しいでしょうか。
働かずに一日中ダラダラしていれば幸せでしょうか。
それとも家族ができて、家族のために頑張っていたら幸せでしょうか。
私の場合で考えます。
私はお金の心配をしなくなっていたら嬉しいです。
そうすれば自分の好きなことをするのも自由ですし、何もやらなくても明日のことを心配しなくていいでしょう。
それでも働きたいと思えば働けばいいと思いますし、やりたいと思ったことに全力になれるような気がします。
さて、そんなことを考えた場合、会社員ではそんな未来はつかみ取れないと思いませんか?
あなたの思う未来は会社員でいた場合、実現されるのでしょうか。
現実問題、生きていなければ理想を手にすることはできません。
理想を手に入れるために会社員である必要があるかもしれませんね。
それでつかみ取れそうな未来なら、別に会社員であることは間違いではないはずです。
職場の環境や、賃金に問題があるかもしれないですが。
続けて、社会的な立場についてです。
これが一番大きいという人もいるでしょう。
なにせ私もその一人です。
さて、これは自分がどうみられるかの問題です。
周りの環境によってこれは大きく変化します。
例えば、会社に勤めていれば文句は言われないけれども、会社を辞めたら、転職しないと、とか大学へ入りなおすとか、将来のことを心配されます。
これは正直どうしようもないことでもあります。
それに反抗すれば何が起こるかわからない。
そう思います。
だから渋々ということに従うのです。
もしこれが、会社に勤めていなくてもいい。
大学へ行かなくてもいい。
そういわれたらどうでしょうか。
それに甘えたくなりませんか?
将来を考えたらそうもいかないかもしれません。
ですがそこに何か本質的なものがあるのではないでしょうか。
人が望んでいることをやっている。
会社勤めにそう感じているなら、業務内容が自分に向かない。もしくは会社勤めが向いていないということになるでしょう。
さて、そんな社会的に最低限認められるために仕事をしているとどうなるでしょうか。
毎日のほとんどをそこに使い、その後はまた次の日の準備や、ひと時のリラックスに使う。ほんの少ししか、自分のやりたいことができていません。
やめればもっと自分のやりたいことができなくなるとしても、変えようとしなければいつまでも変わらないだと私は思います。
正直私は、そのような生活に意味を見出せません。
なんでこんなことをしているのだろうとそんな気になってきます。
会社員。それを批判するつもりはありませんが、他人に縛られるような生活はしたくないです。
だから会社員に私はなりたくないのです。
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