第2話 呪いの装備 強制着用恥辱の着ぐるみ

「よし、鑑定…アナリシス!」


ミラが鑑定魔法を唱える…ポン!と鑑定書が出現し、目を通していく。

しかし、その鑑定書を見てニコニコだったミラの顔はどんどん青ざめていった。



~恥辱のサボテンスーツ~

・全身装備

・ステータス強制オール1

・アイテム使用不可

・魔法使用不可

・移動不可

・スキル使用不可

・オートヒール

・不死


・鑑定後、鑑定者に強制着用


・着用者は自力で装備を着脱不可

・着用者以外の記憶から着用者の存在が隠蔽される

・着脱者以外の解呪により着脱可能


(これって…呪いの装備!?だめ!早く逃げなきゃ!)


ミラは荷物も持たずその場から走って逃げようとした。

しかしその瞬間、着ていた服が全て消えて全裸にされてしまう!


「きゃ!なんで服が!?」


驚きもつかの間、ミラの足はスネから下が植木鉢のぬいぐるみにすっぽりと覆われ、固定されてしまった。

そして植木鉢から緑色の毛布のような布が出てきて、ミラの体を足からお尻にかけて覆っていく。


「くぅぅ!獄炎!獄炎!…あれ?だせない!?」


装備を焼き切ろうと拘束解除魔法で焼き切ろうとする。

しかし時すでに遅し、ミラは装備の効果で魔法を使えないのだ。

そうこうしているうちの胸まで毛布でぴっちりと覆われてしまった。

手で毛布を引きちぎろうとする…しかしびくともしない。

彼女の筋力値は今や最底辺になっているからだ。


「やばい…このままじゃ!ぐぅぅ!!」


手を折りたたまれた状態で毛布に覆われてしまった。

これでは何も掴むことができない。

そして首まで毛布で覆われてしまい、首は黄色いモコモコのファーで覆われた。

ミラは顔以外全身を覆われてしまった。


「だれか…誰か助けて!誰かぁ!…むぐぅぅ!!」


ミラの声は誰にも届かない。

そしてあっという間に顔まで緑色の毛布で覆われてしまった。

そのうえ口に何か猿轡のようなものも入れられてしまう。


毛布の表面から小さな白いぷにぷにした布製の突起が幾つも生えてくる。

毛布に覆われたミラの目と口の部分に黒い点が浮き出る。∵のような情けない顔になっている。

今のミラはまるで人型のサボテンの着ぐるみを着せられたような姿にされてしまった。

しかも毛布が体をピッチりと覆っているせいで、ミラの無駄に大きい胸やお尻が強調されてしまい、とても淫らだ。


「むぐぅぅ!うぅぅぅ!!」


この着ぐるみを脱ごうとするが、くねくねと厭らしく体をひねることしかできない。


(はぁ…はぁ…どうしよう…どうしよう!んあぁ!…なに?お尻と股に…何か入って…!)


さらなる恥辱がミラを襲う。

なんと膣と肛門に男性器のような器具が入り込んできたのだ。


(んぅぅ!…やだこれ…お尻まで…外れて…うぅぅ!)


もがくとその器具に刺激されてしまい、不覚にも感じてしまう。

ミラの恥部の部分に恥ずかしい染みができてしまっていた。


そんなミラをよそに、着ぐるみの頭頂部にピンク色の綺麗な花が咲いた。

そしてミラが体を動かすと花から花粉が舞う。

その花粉が乳首に付着する…ミラの乳首に淫靡な刺激が走る。


(いやん!…なに?乳首が…あぅぅ!だめ…なんで?)


なにもわからないミラはその刺激で余計に体を揺らしてしまい、さらに乳首に花粉が付着する。そして感じさせられてしまう。

花粉はさらに舞いあがり、ミラの恥部にも付着する…


(んぁ!今度は…股にまで…やっ…だめ…だめ!)


乳首と股に付着する花粉、膣とお尻に入れられた器具による刺激から逃れようとすればするほど、彼女は感じさせられ、性的に興奮してしまう。

その刺激をグッと耐えるように猿轡を噛みしめる。

彼女の口の部分は涎による汚らしい染みが広がっていく。

そんな彼女はもう限界になっていた。


(やだ…あっ…わたしこんな恰好で…んぅ!…だめ!やだやだ!きちゃう…イく…イっちゃう!!)


「むぐぅぅぅ!!!」


じゅわ…


ミラはお尻を突き出すような体勢でビクビクと痙攣しだした。

恥部には大きな染みが広がっていく…絶頂させられてしまったのだ。


(はぁ…はぁ…このままなんて…いや…)


着ぐるみの呪いでミラは疲労することも死ぬこともできない。

しかも着ぐるみの特性のせいでミラはギルドの人たちから彼女の存在自体が記憶から隠蔽されてしまっている。

このダンジョンの最奥で永久に放置されてしまうかもしれない。

ミラの淫らな喘ぎ声が響く。


(あぁん!…また…イく…うぅん!…はぁ…はぁ…おねがい…だれかたすけて…)


助けを懇願しても誰も来ない。

つまりこの場所にわざわざ誰かが来てミラの呪いを解かない限り、ミラはこの恥辱的な生き地獄から逃れることはできないのだ。



あれから一日がたった。


「むぅぅ…むご…んむぅ…ふぅ…ふぅ…」


ミラは未だに忌まわしき着ぐるみに囚われている。

毛布のような着ぐるみに覆われているせいで全身汗まみれ、発汗が多いわきの下や首元、胸の谷間などは特にひどくなっている。

猿轡をはめられているせいで口の周りはべちょべちょになっている。

溢れだした涎は首元のファーにまで染みてしまっている。

そして恥部は…言うまでもない。

あの後も何回も絶頂させられたせいで淫らな染みが広がり、足にまで垂れてしまっていた。


(はぁ…はぁ…くさい…いきがしずらい…)


彼女の体液を沢山吸った着ぐるみはひどい臭いになっている。

しかしこの着ぐるみは脱ぐことはできないため、ミラはその臭いをずっと嗅がなければならない。

ミラの雌の臭いが部屋の中に充満していく。


動かなければ刺激されることはない。

着ぐるみの特性で常にオートヒールがかかっているから疲れることはないが睡魔には勝てない。


(はぁ…はぁ…だめだ…ねむく…なって…)


ミラはうとうとしてしまい、自然と腰を下ろそうとする…


ぬちゅぬちゅぬちゅ!


「むぐぅぅぅぅ!!!」


恥部と肛門に入っている器具がミラを責め立ててくる!

そう、腰を下ろそうとするとミラを無理やり絶頂させようとしてくるのだ。


(はぁ…はぁ…くぅぅ…!)


ミラは着ぐるみのなかでグッと快楽に耐える。

ずっと同じ姿勢を強要される。

着ぐるみの呪いで死ぬことさえ許されない。


(だめ…こんなの…くるっちゃうよ…ひっぐ…たすけて…だれか…)


ミラはすでに精神的にも肉体的にもかなり追い詰めらてしまっていた。

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